【MVアグスタF4】走る宝石とフェラーリサウンドを堪能したい【試乗】

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イタリアの鬼才と言われたバイクデザイナーとフェラーリのエンジニアが作ったバイク🏍
MVアグスタ F4…
排気音から乗車姿勢まで、色々と想像を超えてました😳

MVアグスタ F4 1000R仕様🏍

F4-1000Rは、高い品格・スポーツマインド・ハイクオリティの3つの要素をデザイン・コンセプトに、F4-1000Sと限定版F4-SENNAの中間に位置づけられたモデルです。新しくなった、MV Agustaモデルの特徴的なキャラクターとして、テールからフロントフェンダーまでのスピードと俊敏さを象徴しながらも、柔らかいカーブを形成している赤のシャープなグラフィックによって、ボディーカラーのボドニー・ブラックが強調されています。

 ◎特徴的なデザイン:
  1.専用「R」グラフィックス
  2.チタンコーティッド・サイレンサー
  3.チタンコーティッド・エアベント
 ◎装備:
  1.Brembo製ラジアルマウント・キャリパー
  2.ø320mmディスク
  3.Marzocchi製ø50mmRAC倒立フォーク
  4.Brembo製アルミニウム鍛造ホイール
  5.マレリ製Newインジェクション・システム
  6.Newウインドスクリーン
  7.リアフェンダー
  8.バッテリー・チャージャー

■フレーム
基本的なシャシー構造はF4-1000Sを踏襲し、Morazzone(バレーゼ)に所在する自社のTELCA工場で、職人の手による個体ごとのハンドメイドにより、生産されています。クローム・モリブデン鋼管とアルミニウム・スイングアームサポートプレートの複合した構造の、世界で一番美しいと評されるフレームです。

世界的に見ても、4気筒モデルでパイプフレームを採用しているのは、MV AGUSTAだけです。

■エンジン
F4-1000Sのデビュー後、MVエンジニアの手により、更なる改良とステップアップが図られました。

・インテークバルブの挟み角が現在の10.15°から9.5°に変更
・新採用のバイメタル・バルブ
・シリンダー・ポジションを1.5mmリア側にオフセットし、出力の向上に貢献
・スカート部にグラファイトコートが施された、新型鍛造ピストン
・Newアルミニウムクラッチ・ハウジング
・サイズUPされたクラッチプレート

エンジン・マネージメントシステムは、以前のMagneti Marelli 1.6Mシステムから、5SMシステムに変更され、劇的に進化しています。この新システムは、以前のものよりもコンパクトで、フラッシュEpromメモリーユニットが装着されています。5SMセンサーは、エキゾースト・カムシャフトが、最大限に連続して燃料噴射を行えるように、効率的に作動します。このシステムは最新のもので、各シリンダーごとに、それぞれ「プラグトップ」コイルが配され、ダイレクト・イグニッションシステムとして、出力向上に貢献しています。

また、このMagneti Marelli 5SM ECUは、トルク・コントロールを行うために、実績のあるEBSシステムも機能させています。これらのエンジン・マネージメントシステムによって、大幅な出力向上と、コントローラブルなエンジン特性を実現しました。

■サスペンション
Marzocchi製ø50mmR.A.C.(Road Advance Component) 倒立フォークが搭載されました。

この新型フロントフォークは、ボローニャ工場で生産されるモデルの中で、高いプレステージ性をもつモデルです。着目すべき点は、マルチ・アジャスタブルユニット(13段階の圧側調整と32段階の伸び側調整が可能)と作動性が向上したチタンコート付きインナーチューブです。リアについては、信頼性の高いSachs製ショックアブソーバーが採用されています。圧側・伸び側ダンパー調整、プリロード調整(油圧コントロールで、プリロードスプリング調整可能)機能が設定されています。

■ブレーキ
フロントブレーキは、Brembo製ラジアルキャリパーです。SuperbikeやMotoGPで採用されているレーシングタイプで、高い精度と剛性でラジアルマウントされています。ディスクはø320mmに拡大され、スチールの制動部とアルミニウムのフランジ部が変更されています。

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