ATPを産生する経路（解糖系、TCA回路、電子伝達系）とペントースリン酸経路、グルクロン酸経路の関係

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グルコースは、#ATP だけでなく、体に大切な物質も作り出しています。
#解糖系、#TCA回路、#電子伝達系 は、ATPを生産する経路です。

2:58 ～
#ペントースリン酸経路 は、ATPを生産しませんが、NADPH（#脂肪酸合成 、#コレステロール合成 に必要）を作り出しています。
また、#グルクロン酸経路 もATPを生産しません。難溶性の老廃物の抱合に必要な、#UDPグルクロン酸 を作り出します。

00:12 ～ 2:35
【グルコースを起点としたATP産生経路について】
酸素が十分にある条件を「#好気的」条件、酸素がない状態を「#嫌気的」条件と呼びます。
解糖系では、1分子のグルコースから2分子のATPが生産されます。
TCA回路では、1分子のグルコースから2分子のATPが生産されます。
電子伝達系では、1分子のグルコースから、32~34分子のATPが産生されます。
好気的条件では、解糖系→TCA回路→電子伝達系の反応が進むので、合計で、36~38分子のATPが生産されます。
嫌気的条件では、解糖系で作られたピルビン酸は乳酸に変化するので、1分子のグルコースからATPは2分子のみ生成します。

解糖系、TCA回路では、「キナーゼ」によってATPが生産されます。
これを〚基質レベルのリン酸化〛と呼びます。
電子伝達系では、「ATP合成酵素」によってATPが生産されます。
これを〚酸化的リン酸化〛と呼びます。

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