160423 おとな心游舎:醍醐寺

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平成28年4月23日「第2回大人心游舎」と「子供向け念珠つくり」を
かねた「日本文化を未来につなぐために」と題して講演会を京都 醍醐寺にて行いました。
八重桜の咲く美しい庭園で裏千家のご協力のもと、子供達と一緒に野点を楽しむという貴重な体験の後、大人は霊宝館で講演会を、子供たちは三宝院で念珠つくりとなりました。

講演会の前に、熊本の震災で被災された方々への黙とう・祈りを捧げ、法要を行っていただきました。

裏千家の千玄室大宗匠の基調講演では、日本で初めてお茶を飲んだお話や、お道具の興味深いお話から始まりました。そして京都の社寺文化、朝廷や公家を中心とする有職文化、茶道の文化、それぞれの文化には長い歴史と伝統があり伝承されていますが、共通するのは「人に親切に優しく」おもてなしする想いなのだそうです。
豊かな伝統と伝承に支えられた日本人の優しさと、人をおもてなししたいという心こそ、日本が世界に誇るべき想いであるとお話になられました。

第二部の対談では、彬子さまと醍醐寺の仲田順和座主に日本文化を未来へつなぐためには何をするべきかというお話をしていただきました。日本美術の調査と保存の大変さをよくご存じの彬子さまは、
国宝だけでも7万点近くを保有する醍醐寺の文化財調査が開始以来100年目であることや、最新技術のデジタルによる保存に慢心することなく、日本美術文化の本当のアーカイブには人の「記憶」の中への保存も欠かせないというお話をなさいました。

子供たちのお茶体験と念珠づくりでは、1人でいくつもの念珠をつくるお子さんもいて、今日の体験を家に帰って語り合って記憶に残してもらえたらと思われる1日でした。

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