Ryuichi Sakamoto Manchukuo Party

映画「ラストエンペラー」の劇中曲として坂本龍一が作曲した曲「満州国パーティー」。サントラには未収録。映画では下記の場面で使用されてる（8:12のあたり）。

▼The Last Emperor 1987 part 8 (11 parts)
   • Видео  

「......満州国皇帝の戴冠パーティで演奏されている曲（本アルバムではなく『プレイング・ジ・オーケストラ』に収録）は、撮影中に監督から急遽依頼を受けた坂本が中国現地で作曲。ピアノがない場所であったが、監督からは「あなたは作曲家だから紙と鉛筆があればできるだろう」と言われ、結局引き受けた......」
　—ラストエンペラー (サウンドトラック) - Wikipedia http://goo.gl/251ku

▼坂本龍一の1986年の朝日新聞のインタビュー記事のキリヌキ。「ラストエンペラー」の撮影中の頃。
http://goo.gl/5DnP8
「...音楽は、バルトークやシェーンベルクの影響を受けたファシスト作曲家が皇帝のためにささげるという仮想で、書いた...」

▼Amazon.co.jp： プレイング・ジ・オーケストラ: 音楽
http://www.amazon.co.jp/dp/B00005GOI9


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伊福部昭の下記の曲を坂本は意識してこの曲をつくったのだろうか（してない気がするけど）

▼「伊福部昭　幻の「管絃楽の為めの音詩　『寒帯林』」日本初演を聴いて: それは音楽から始まった」
http://goo.gl/zVIda
　
『...太平洋戦争末期の1944年、伊福部昭が満州映画協会から委嘱されて作曲した作品で、依頼主は、かの甘粕正彦（当時、理事長）であった。 彼は、大杉栄らを殺害したとされる「甘粕事件」を主導。満州国の陰の支配者ともいわれ、今日も否定的に語られることが多いが、映画や音楽など、芸術の分野においては、多大な貢献を残している...』