Скачать или смотреть PythonライブラリノックDay072 外部ライブラリ

Pythonのライブラリの紹介です。それぞれの説明と使用例は以下になります。

L 214. xhtml2pdf（HTML＋CSSのPDF変換）
xhtml2pdf は、HTML + CSS を PDF に変換するライブラリです。
既存のWebコンテンツをそのままPDF化でき、Python内から操作可能です。

▼主な機能
XHTML1.1 + CSS2.1 対応（制限あり）
テーブル、画像、スタイルの再現
ローカルファイルの変換対応
DjangoなどのWebフレームワークとの連携

▼使い方（サンプルコード）
from xhtml2pdf import pisa

html = """
＜html＞
＜body＞
＜h1＞Hello PDF＜/h1＞
＜p＞This is a PDF created from HTML!＜/p＞
＜/body＞
＜/html＞
"""
＃＜と＞は半角記号に変換

with open("output.pdf", "wb") as f:
pisa.CreatePDF(html, dest=f)


L 215. fpdf（PDF生成）
fpdf は レイアウト重視の PDF 生成ライブラリで、HTML/CSSは使わずに Python コードで直接要素を配置します。fpdf2 はそのモダンな改良版です。

▼主な機能
テキスト、表、画像、線、図形の描画
ページ追加・マージン・フォント管理
UTF-8 や日本語フォント対応（設定必要）
HTMLに依存せず、直接座標で制御

▼使い方（サンプルコード）
from fpdf import FPDF

pdf = FPDF()
pdf.add_page()
pdf.set_font("Arial", size=16)
pdf.cell(200, 10, txt="Hello from fpdf!", ln=True, align='C')
pdf.output("fpdf_output.pdf")


L 216. pdfkit（HTMLの高精度PDF変換）
pdfkit は wkhtmltopdf というコマンドラインツールをラップして、HTML を高精度に PDF に変換します。

▼主な機能
JavaScript, CSS に対応した美しいPDF変換
Webページ(URL) → PDFの変換
HTMLファイルや文字列からのPDF化
PDFレイアウトの細かいオプション設定が可能
※ 使用には wkhtmltopdf のインストールが必須。

▼使い方（サンプルコード）
import pdfkit

＃ 文字列から
html = "＜h1＞PDF with pdfkit＜/h1＞＜p＞Generated via wkhtmltopdf＜/p＞"
pdfkit.from_string(html, "pdfkit_output.pdf")
＃＜と＞は半角記号に変換

＃ URLから
＃ pdfkit.from_url("https://example.com", "site.pdf")

＃ HTMLファイルから
＃ pdfkit.from_file("input.html", "output.pdf")