桜島の火山活動史II　歴史時代の桜島

『桜島の火山活動史I　姶良カルデラ・若尊カルデラ・先史時代の桜島』↓
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桜島を訪れた際に有村から黒神へ移動する途中、頭上に昇る噴煙が見えたときのことは忘れられません。間近で火山噴火を体験したことはそれまでなかったのもあり、一瞬の歓喜と強烈な畏怖に襲われました。しかしその翌日、その噴火が特段ニュースにもなっていないことを知って更に驚くことになるのでした。

参考資料
全般：
産総研地質調査総合センター『桜島火山地質図（第2版）』https://gbank.gsj.jp/volcano/Act_Vol/...
産総研地質調査総合センター『火山別噴火履歴表示-桜島』https://gbank.gsj.jp/volcano/cgi-bin/...
気象庁『桜島』https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/d...

噴火に関する古記録：
2023.鹿児島県災害史料・鹿児島県災害史年表https://www.pref.kagoshima.jp/aj01/bo...
1657.『続日本紀（明暦3 [1657]年版）』（国立国会図書館デジタルコレクション）https://dl.ndl.go.jp/pid/2563113
1905.三国名勝図会：60巻15（巻之43-45）（国立国会図書館デジタルコレクション）https://dl.ndl.go.jp/pid/992145
1968.『旧記雑録前編二（4）、追録二（1）』（鹿児島県史料）https://www.pref.kagoshima.jp/ab23/re...

天平宝字噴火：
2011.原口泉,永山修一,日隈正守,松尾千歳,皆村武一『鹿児島県の歴史』山川出版社
2015.益田勝実『火山列島の思想』講談社（原本：1968年筑摩書房より刊行）

文明噴火：
1988.桜島町郷土誌 第2編 歴史（鹿児島市）https://www.city.kagoshima.lg.jp/kika...
2003.古川邦之,齋藤武士,鎌田浩毅,檀原徹,味喜大介,石原和弘『沖小島ボーリングコア試料の岩相記載とFT年代 : 姶良カルデラ南縁における先カルデラ活動史』https://www.jstage.jst.go.jp/article/...

安永噴火：
1998.井村隆介『史料からみた桜島火山安永噴火の推移』https://www.jstage.jst.go.jp/article/...
2011.津久井雅志『史料にもとづく桜島火山1779年安永噴火の降灰分布』https://www.jstage.jst.go.jp/article/...
2011.橋村健一『桜島安永大噴火による集落の変転』https://k-junshin.repo.nii.ac.jp/reco...
2009.小林哲夫『桜島火山,安永噴火(1779-1782年)で生じた新島(安永諸島)の成因』https://www.jstage.jst.go.jp/article/...
1990.海上保安庁 5万分の1海底地形図『鹿児島湾北部』

大正噴火：
1980.野添武志『桜島爆発の日』南日本新聞開発センター（2012年改訂増補版）
1927.鹿児島県『大正噴火誌』（国立国会図書館デジタルコレクション）https://dl.ndl.go.jp/ja/pid/1271933/1/3
2011.内閣府中央防災会議『1914桜島噴火報告書』https://www.bousai.go.jp/kyoiku/kyoku...
1998.山科健一郎『資料からみた1914年桜島大正噴火の開始と噴火に先立つ過程』https://www.jstage.jst.go.jp/article/...
気象庁HP火山業務の沿革https://www.data.jma.go.jp/vois/data/...
1914.金井眞澄『櫻島噴火略報』https://www.jstage.jst.go.jp/article/...
2021.小林励司『1914年桜島地震における鹿児島市内の震度分布』https://www.jstage.jst.go.jp/article/...
2007.安井真也,高橋正樹,石原和弘,味喜大介『桜島火山大正噴火の噴火様式とその時間変化』https://www.jstage.jst.go.jp/article/...
1919.大森房吉『櫻島大噴火に伴へる地盤の昇降』https://www.jstage.jst.go.jp/article/...

昭和火口期：
1940.津屋弘逵,水上武『昭和14年10月櫻島火山の小噴火』https://repository.dl.itc.u-tokyo.ac....
1948.種子田定勝『櫻島の新熔岩』https://www.jstage.jst.go.jp/article/...

1955年以降のブルカノ式噴火（南岳山頂火口・昭和火口）：
鹿児島地方気象台『桜島の月別の爆発回数』https://www.jma-net.go.jp/kagoshima/v...
1986.京都大学防災研究所附属桜島火山観測所『桜島火山の地盤変動 (III) 』（火山噴火予知連絡会会報第36号https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/d...
2002.中村政道『桜島の総降灰量の推移』（験震時報第65巻）https://www.jma.go.jp/jma/kishou/book...
2016.味喜大介,小林哲夫『桜島火山・南岳の形成過程 : 溶岩の古地磁気学的年代と噴出量の推定からの考察』https://www.jstage.jst.go.jp/article/...
気象庁日本活火山総覧（第4版）Web掲載版https://www.data.jma.go.jp/vois/data/...

2015年8月15日マグマ貫入：
京都大学防災研究所附属火山活動研究センター桜島火山観測所『2015年8月15日マグマ貫入イベントについて』http://www.svo.dpri.kyoto-u.ac.jp/svo...

マグマの供給と地盤変動：
2010.中川光弘,松本亜希子,宮坂瑞穂,富樫泰子,井口正人『桜島火山の噴火活動様式とマグマ供給系の20世紀からの変化とその意義』http://www.svo.dpri.kyoto-u.ac.jp/H22...
2014.山本圭吾,園田忠臣,高山鐵朗,市川信夫,大倉敬宏,横尾亮彦,吉川慎,井上寛之,諏訪博之,松島健,藤田詩織,神薗めぐみ『水準測量によって測定された桜島火山周辺域の地盤上下変動ー2012年11月および12月測量の結果－』http://www.svo.dpri.kyoto-u.ac.jp/H24...
1980.加茂幸介,石原和弘『地盤変動からみた桜島の火山活動』（国立国会図書館デジタルコレクション）https://dl.ndl.go.jp/pid/9584234/1/19
1991.泉拓良,小林哲夫,松井章,諏訪浩,江頭庸夫,加茂幸介『桜島における縄文人の生活と火山災害-桜島・武貝塚の発掘調査-』https://repository.kulib.kyoto-u.ac.j...