【アコギな話】YAMAHA L-31A(ヤマハ) 【オダテツ3分トーキング】

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織田哲郎:

1980年に生まれたヤマハのギターです。
#L-31A というやつですが、テリー中本さんという、ギター職人の名人と呼ばれたかたが作って、サインも入ってるやつでして。
実は私これ、ヤフオクで入手したんですよ。その当時の結構良いやつってことで。「いいんじゃないかな?」と思って。
俺が、その当時(1980年頃)一緒にやってた、北島健二っていうギターのヤツがね、「確かアイツ、あの頃、高いYAMAHAの持ってて、すごく派手なイイ音してた気がしたな」と思って買ってみたんですね。
でも、あのあと北島と話したら「あれは、YAMAHAじゃないよ」っていわれて、「あれ?」って思ったんだけど笑
でもこれは、相当イイギターでして。ヤフオクで買ったのが、今から7、8年くらい前かな。今コレを見て下さってる方には、「あ、それ、俺のじゃーん!」って思ってる人も居るかもしれないですけどね。とてもいいです、ほんとこれは。

YAMAHAっていうブランドはですね、ある意味とても特徴があって。
一番最初に買ったアコースティックギターもYAMAHAだったんですよ。YAMAHAの「なんとか28」ってやつだったな。
中学にブラスバンド部にいた時に買ったトランペットも、YAMAHAのトランペットでしてね。
YAMAHAってね、初心者に「(ギター)まず最初に、何買ったらイイですか」って聞かれたら、YAMAHAって薦めると思うんですよ。
というのも、ギブソンを紹介した時にも「個体差あります」言ったけど、(YAMAHAは)ナイです、そんなものは!
常にちゃんとしてます。高い物でも、安い物でも。
このギターに限らず、YAMAHAって、多分数字的に言うと、一番低いところから高いところまで、きちんと並んでる、みたいなことがちゃんと作られてるギターじゃ無いかとおもうんですよね。各弦のバランス、HighからLowまでの、変なところが突出しないみたいなところが、一番ちゃんとしてんじゃないかなって気がするんですよ。
だから、常に“安心”。ビミョーな言い方をしてますけれども。
じゃあ、コレが「最高か」と言われたら、最高だって言いづらいところがあって。それはどういうことかって言うと。
例えば、ギブソンのギター。結構ぼろくそに言いたくなる要素もいっぱいあるんですけれども、ギブソンのギターの「おいしさ」っていうのがあって。「ココがおいしい」というポイントに関しては、ほんとにオイシイんですよ。
それは、マーチンもそういうところがあって。「マーチンのギターってこういう音だよね」っていう、まあ、一種のね、哲学みたいなところがあって。「ココがたまんない!」っていうたまんなさって言うのが、マーチンにもあって。
そういうね、「ココがたまらないよね!」ていうようには、ちょっと…スゴくよく出来てるんだけども、「う〜ん、ここがたまんない!」みたいな物に関してはちょっと弱いかな。…ってごめんなさいね、ちょっと思っちゃうところがあって。

それはね、実はピアノでもそう思うんですよね。
YAMAHAのピアノって、ほんとイイんですよ。
きちんと、高いところ・低いところ、本当に安定して、変わらずちゃんと出るっていうか。
例えばスタンウェイなんかだと、「コレ、いくらなんでもLOW出なすぎない?」っていうのがあったりとか。
ベーゼンドルファーなんかもね。一時期ちょっと「ベーゼンドルファーいいじゃん!」って思って、何台か弾いてみたら、いつも、「ここらへんで、なんかちょっと変な倍音出ない?」「それが、ベーゼンドルファーです」っていわれちゃったらそれまでなんでね。でも、美味しいところは、確かにオイシイ。
やっぱ、海外のブランドっていうのはね、「ちょっと、コレで大丈夫か?!」みたいな要素もあったりするけれど、だけど、でもすごく明確に「ここがオイシイ」っていうのがあるんですよ。
でも、それっていうのは、「それ以外のとき、スゴく困るんじゃね?」。はい、実際そうなんです。

特にピアノはね。YAMAHAのピアノは、何弾いても必ず、すごくいい。
良くないことがナイ。高いところから低いところまで、きちんとしてる。

クルマでも似たところあるんじゃないですかね。
フェラーリは「フェラーリ」なわけじゃないですか。
ポルシェっていったら「ポルシェ」なんです。
それぞれに、そういう哲学みたいなのがあってね。
「イギリス車」っていうとだいたい似たような価値観がやっぱり合って。
ジャガーなら「ジャガー」みたいな。
「価値観、ココにあるからウチは」みたいなね。徹底してる。
それに比べるとトヨタなんかは、一番何が良いかって言うと、「壊れない」ことじゃないかな。と思うんですけどね。そして常に「悪いところがナイ」。みたいな。だから、砂漠で走るんだったら、そりゃあトヨタ選ぶよね。みたいなところがあるわけで。

俺もライブなんかだと、いろんな環境があるわけで。どういう環境でも安定してる、というところがあるんですね、YAMAHAのギターはね。
「美味しいところが突出してる」っていうのは、ある意味、なにかか突出しているわけなんで。YAMAHAだと、そういう突出しているって言うところがないんで。
ほんとライブで、きちんとしたLOWから、きちんとしたHIGHまで、すごくバランスが良いんですよ。どんな状況のPAにでも対応して、ちゃんとイイ音が出るっていうのと。

あと、「頑丈」です。単純にモノとして頑丈です。
マーチンとかギブソンていうのは、新しくてもちょっと湿度とか気をつけないで、変な扱いすると、すぐに、ウラの木が剥がれた〜だなんだで、泣き言を言うんですが。この子言いません。
寝室だったり、冬寒かったり夏暑かったりとか、普通に住んでる環境だと、湿度とかいろいろ湿度とかがあるわけじゃないですか。
ギブソンだのマーチンだのっていうのは、きちんとした温度湿度が安定したところに置いておかないと不安なんだけど、この子はね「ま、いいや」って笑、いつでも持ってられる。

なので、結果的に、コイツでいつでも弾いてる時間が長いんですよ、圧倒的に。
生活の中で弾くときはいつでも、コイツが俺の相棒になってるわけで。
それってやっぱり、すっごい大事なんですよね。
ツアーなんかでも、ちょっと飛行機で、ダメな運び方されちゃったりすること、よくあるんで、そういう物理的な話においても、すごく安心出来るんですね。
そこらへん、いろんな意味で「安心出来る」というのが、トヨタに通じる、日本人の得意なとこなのかなあ。

でもね、考えて見ればですよ。
マーチンなんて、日本人がちょんまげ結ってるときから、「マーチン」ってギター作ってたわけで。それを後から、作り出してこれだけ良いモノを作るって、スゴいことだなあと思うんですよ。
結局なんだかんだ言って、今後の私の人生、コイツを弾いてる時間が一番長いんじゃ無いかと思うんでね。曲を作るときはだいたいコレで作ってるときが多いんでね。
今後もね、頼むよ、相棒。ってかんじです。

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