おおいた温泉道 浅岡 信義さん 別府市千代町・紙屋温泉

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車だと1カ所だが、徒歩なら4カ所ある。なぞなぞではなく、別府市千代町の紙屋温泉につながっている道路の本数だ。車では入れないような路地裏に温泉があるのは別府ならでは。入り口近くには飲用スペースもあり、ベンチでは地域住民が憩う。泉質の良さで知られ、明治期から愛される名湯だ。
 「湯温が高く、体のポカポカが長く続く。これからの時季は最高です」。立命館アジア太平洋大学(同市)で、留学生に日本語を教える浅岡信義さん(47)。「バドミントンやランニングで汗を流した後に入るのが好き。血行がよくなり、疲れが取れていくのが、体全体で実感できるんです」という。
 路地裏の趣、歴史を感じる浴槽、クリアな泉質…。魅力を挙げればきりがないが、「入湯客同士の交流も楽しみの一つ」と話す。「別府の出身ではない。温泉に入り、世間話をする中で、文化や伝統を肌で感じてきたような気がします」
 米国の大学から同大に移って3年半。「せっかく、温泉が有名なところに来たから」と軽い気持ちで始めた温泉道は、今夏から14巡目に突入した。タオルとせっけんを入れた手おけを持ち歩き、1日に2カ所以上入ることも。「温泉に漬かることは、すっかり生活の一部になった」と笑う。近ごろは「九州温泉道」への挑戦も始めた。
 日々、多くの留学生に接している。「そもそも湯船に入る習慣がない国もある。温泉に行く、特に共同温泉に入るのは“文化的なバリアー”を感じる学生も多い」という。
 「地域の人と交流できる温泉は、生きた日本語や文化を学べる絶好の機会」と信じる。自らも抱いた「せっかく来たから」の思いで、学生たちにもチャレンジしてほしいと願っている。


 あさおか・のぶよし 第56代永世名人。競技歴15年のバドミントン、週に4〜5回の長距離走は「常に温泉とセット」。大学近くで1人暮らし。福岡県朝倉市出身。


 営業時間は午後1時から同11時まで。入浴料は100円。温泉水の持ち帰りは1人2リットルまでが目安で、「炊飯や水割りにお勧め」と管理する温泉組合。年中無休。

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