現職知事で初のプロレスのリングへ…馳浩石川県知事 ケガ心配の声に「私は死ぬまでプロレスラー」

石川県内の官公庁も1月4日が仕事始め。知事として初めてのお正月を迎えた馳知事は、加賀万歳の鑑賞が今年の仕事始めとなりました。

4日が仕事始めの官公庁。知事室で披露されたのは、金沢の正月の風物詩「加賀万歳」です。
加賀万歳と言えば、中西知事や谷本知事の時は元旦に知事公舎で披露されるのが恒例となっていました。しかし今回は、仕事始めに合わせ知事室で披露されました。
というのも馳知事、今年の元日には、東京・日本武道館で開催されたプロレスリング・ノアの興業にサプライズで登場。現職の知事がプロレスの試合に出場するのはこれが初めてです。
加賀万歳の鑑賞後、県職員に新年のあいさつをした馳知事は…。

馳知事:
「年末年始、6日間、知事になって初めてお休みをいただき心穏やかに過ごすことができました」「光永さん（企画振興部長）、元旦から日本武道館で大声上げて騒いでいたような気がしましたが…気のせいですか？」
光永さん:
「そうですね、私ではないかなと思います」

その後開かれた年頭記者会見でプロレス参戦について尋ねると…。

馳知事:
「休暇中のことでありますので、特に申し上げることではありません」

という答弁に終始しました。
ちなみに12月、馳知事は記者にこんな質問をされていましたが…。

記者:
「日焼けされていますが、プロレスの試合に出るためですか？」
馳知事:
「全くそういうことはありません」

ネット上では「多くの県民にとっては自慢の知事」「県を代表する人が戦う姿は感動した」などと、馳知事の参戦を喜ぶプロレスファンも多くいましたが、一方で怪我を心配する声や災害時に対応できるのかと問題視する声も…。
これについては馳知事は…。

記者:
「けがの心配であったり、有事の際はどうするのかという声もありましたので、県民に説明があればお願いします」
馳知事:
「休暇中のことでありますので特に申し上げることはございません。私自身の健康と日時の許す限りの範囲内でリングに上がっております。私は死ぬまでプロレスラーであります」

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（2023年1月4日放送）
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