「縄文人が暮らしていた日本列島に、大陸から渡来人がやってきて弥生時代が始まった」
歴史の教科書で習う、この大きな変化。
でも、その時いったい何が起こったのでしょうか? 縄文人は、ただいなくなってしまったのでしょうか?
この動画では、最新の科学「古人骨DNA分析」を用いて、日本人のルーツの謎に迫ります。
骨に残されたわずかな遺伝情報(ミトコンドリアDNAハプログループ)を読み解くと、これまで想像もできなかった縄文人と渡来人のリアルな関係が見えてきました。
・九州で起きていた複雑な混血ドラマ
・山陰地方で見つかった、母と父のルーツが異なるミステリアスな集団
・東海地方であったかもしれない、文化の異なる人々の「住み分け」
単純な入れ替わりではなかった、弥生時代の大変革。
私たちの祖先が経験した壮大な物語を、一緒にゆっくりと解き明かしていきましょう!
【訂正】
6:42 青谷上寺地遺跡から出土した男性人骨11体のY染色体ハプログループの分析結果は、縄文系とされるC系統が2人、D系統が3人、渡来系とされるO系統が4人(不明2人)となっています。
この結果から、父系のルーツは縄文系(計5人)と渡来系(計4人)がほぼ拮抗しており、「O系統が少数」とは言えず、父系においても多様な人々で集団が構成されていたことがわかります。
鳥取県. (2024). 続々・倭人の真実.
【チャプター】
0:00 導入
0:40 DNAで探るルーツ「ミトコンドリアDNAハプログループ」って何?
2:12 縄文人のDNA
2:58 弥生時代の大変革!大陸からの渡来人
4:12 集団の接触①:北部九州と西北九州の複雑な関係
5:57 集団の接触②:山陰・青谷上寺地遺跡のミステリー
7:36 集団の接触③:東海地方の「住み分け」
8:55 こうして現代日本人が生まれた
10:06 まとめ
【参考文献】
篠田 謙一, 神澤 秀明, 角田 恒雄, & 安達 登. (2017). 佐世保市岩下洞穴および下本山岩陰遺跡出土人骨のミトコンドリアDNA分析. Anthropological Science (Japanese Series), 125(1), 49-63.
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神澤 秀明, 角田 恒雄, 安達 登, & 篠田 謙一. (2021). 鳥取県鳥取市青谷上寺地遺跡出土弥生後期人骨の核DNA分析. 国立歴史民俗博物館研究報告, 228, 295-307.
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相原 淳一, 小野 章太郎, 安達 登, & 神澤 秀明. (2022). 宮城県北小松遺跡出土人骨のNGSによるミトコンドリアDNA解析. 東北歴史博物館研究紀要, 23, 37-42.
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角田 恒雄, 米元 史織, 高椋 浩史, 神澤 秀明, & 舟橋 京子. (2025). 大友遺跡ならびに広田遺跡から出土した人骨におけるミトコンドリアDNA分析. 九州大学総合研究博物館研究報告, 22, 71-79.
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