【徹底解説】最短コースで登る焼岳【新中の湯の無料駐車場からピストン】Course Guide of Mt.Yakedake The Northern Japanese Alps.

Описание к видео 【徹底解説】最短コースで登る焼岳【新中の湯の無料駐車場からピストン】Course Guide of Mt.Yakedake The Northern Japanese Alps.

2024年6月5日、北アルプスの日本百名山「焼岳(北峰2444m)」に登りました。穂高連峰の南端に位置する焼岳は、今なお活発に活動している活火山です。大正4年の噴火では、上高地を流れる梓川をせき止め、半日で大正池を出現させたそう。北峰と南峰の2つの山頂のうち、標高が高いのは南峰(2455m)ですが、岩がもろく現在は登攀禁止になっています。
山頂までの最短コースである「新中の湯ルート」で山頂までピストンする、コースタイム4時間半の登山です。


【お知らせ】
2024年6月現在、火山性地震が増加していることから、噴火警戒レベルが1から2への引き上げが検討されているそうです。松本市は登山の自粛を呼びかけています
2024年8月1日、上記の自粛の要請は解除されました。ただし、状況は変化する可能性がありますので、事前の情報収集が必要です。


【アクセス】
車⇒ 長野自動車道の松本ICから新中の湯登山口の駐車場まで、国道158号線を上高地や高山方面へ1時間程走ります。新島々駅や道の駅、上高地へのバスが発着する「さわんどバスターミナル」などを通過し、上高地へ向かう「中の湯ゲート」を通過するとすぐ右手に現れる「安房峠」を越える旧道への分岐を右折。対向車に気を付けながら急カーブの連続する峠道を数分進むと、右手に登山口が、そして左の道沿いに駐車場が現れます。

交通機関利用⇒ 新島々駅からバスで沢渡、沢渡からタクシーで移動します。


【駐車場情報】
新中の湯駐車場・・・国道158(安房峠を越える旧道)沿いのスペース 約15台 無料 トイレ等なし 週末は早朝から満車となり前後の路肩に縦列駐車が多数発生する 路駐をしない場合は沢渡の有料駐車場に停めタクシー移動 旧道は冬季閉鎖
上高地へ降りる場合は、上高地から駐車場までタクシーで4000円程度


【ルート概要】
①新中の湯駐車場~広場(CT:1時間20分)
国道沿いの登山口から山へ入っていきます。森林限界を越えるまでは、ダケカンバやシラビソ、コメツガなどがうっそうと茂った樹林帯の中の道です。序盤は国道に沿って続くなだらかな道を行きます。登山口から数分歩くと、落石や草木に埋もれかけたひっくり返った車が現れます。崖の上を通る国道から転落したものでしょうか。歩くこと数分、なだらかな道はやがて岩や木段だらけの急登に変わります。ところどころ平坦な場所やわずかに下る場所がありますが、全体としては急な登りが続く区間です。
登山口から標高差400m程登ると、徐々に平坦な道になり、やがて正面の木の間から焼岳の山頂がチラチラと見え始め、開けた広場に出ると、焼岳の2つの山頂とその間の噴煙噴き出すコルが一望できます。

②広場~焼岳北峰(CT:1時間40分)
広場から先、明るいダケカンバの林をわずかに歩くと森林限界を越え、周囲の眺めが楽しめるようになります。霞沢岳や上高地が良く見える下堀沢出合を過ぎると、再び急登が始まります。2つの山頂の間のコルまで標高差350mほどの登りです。途中、残雪が残る沢を横切るポイントや、大きな岩を踏み越えていくポイントもあります。ルートが不明瞭な箇所もありますので、岩にペンキで書かれたマークを探しながら進みましょう。後を振り返ると、右に乗鞍岳、正面に中央アルプスから南アルプス、左に霞沢岳と、山々の絶景を楽しむことができます。
コルに登り着くと、真下にエメラルドグリーンのカルデラ湖「正賀池」と噴煙を上げる火口、その先に笠ヶ岳が見えます。
北峰目指し、稜線上の道を右に進みます。火山ガスが噴き出す黄色い硫黄の岩のすぐ横をトラバースして進み、岩場を乗り越えると分岐が現れます。正面に下る道は上高地方面に下るルートです。分岐を左折し、急な岩場を少し登れば北峰(2444m)山頂です。

③焼岳北峰~新中の湯駐車場(CT:1時間30分)
焼岳北峰の山頂からは、360度の展望が楽しめます。今まで見えていた山々に加え、西には加賀の名峰「白山」が遠望できます。そして、なんといっても北側の眺めが絶品です。真下にはきれいなU字の谷に梓川が流れる上高地が見え、その左右を霞沢岳、そして穂高連峰の山々が取り囲みます。足元から伸びる稜線は西穂高岳やジャンダルムの険しい峰々を経て奥穂高岳へ続き、その左奥には槍ヶ岳や野口五郎岳、鷲羽岳が山頂をのぞかせます。
絶景を楽しみながら休憩したら、高山植物を観察しながら来た道を戻ります。急な下りが長く続くのでコースタイムのわりに疲労がたまる下山です。


【感想】
北アルプスの名峰の中でも、コースタイムが短く、駐車料金や宿泊費がかからず、シャトルバスへの乗り換えなどが必要ない、手軽に楽しめる貴重なコースです。その手軽さと釣り合わないほど素晴らしい絶景が楽しめる「コスパの良い」山でした。ただし、絶景が楽しめるポイントが多いので足が止まることが増え、コースタイム以上に時間がかかることは注意が必要です。
また、2024年6月現在、山頂を震源とした火山性地震が増えているとの情報があります。ヘルメットの着用、事前の情報収集を欠かさずに、安全第一で楽しみたいものです。

【チャプターリスト】
0:00 オープニング・アクセス・山の概要
2:05 新中の湯登山口~広場
8:43 広場~コル
15:26 コル~北峰
18:04 北峰からの眺望・火山情報
20:47 下山・エンディング


【BGM】
Song1,2,5,6,7,8 : from hotaru sounds(http://www.hotarusounds.com)
Song3,4 : from MATSU(   / matsu_ma2sound  )
Song9 : Remember Me - JR Tundra(YouTube Audio Library)
Song10 : Roman Müller - Easy Life (Vlog No Copyright Music)


【YAMAP活動記録】
https://yamap.com/activities/32283880


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