農楽塾主催:中嶋彰子デビュー30周年記念リサイタル@東京オペラシティ・リサイタルホール:松島理紗(ソプラノ)青木ゆり(ピアノ)

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〜プログラムに寄せられたメッセージ〜

大野和ニ【指揮者 新国立劇場オペラ芸術監督 東京都交響楽団およびバルセロナ交響楽団音楽監督】
初めて中嶋彰子さんにお会いしたのは、彼女がインスブルックの劇場で専属歌手としてヨーロッパでのキャリアを始めた頃。その際拝見したオペレッタの最後、悲恋のヒロインの最後の歌で万感の思いを伝えた際、その場にいた聴衆の多くがさめざめと泣いていたのを今でも思い出す。
その後彼女はウィーンのフォルクスオーパーに活躍の場を移し「椿姫」からオペレッタの主役に至るまで数々の名演を繰り広げ、瞬く間にスターダムにのし上がる。
しかし、舞台上で人々の視線を一身に集める彼女の特別な才能に魅了された後で楽屋を訪れてみると、そこにはどこまでも柔和で暖かく誰にでも心配りを忘れない別の彼女が立っているのを見て、歌手としてそれぞれの役になりきるためにどれだけ努力を払って集中していたのかをまざまざと知らされのだった。
モーツァルトの「レクイエム」をはじめとするコンサートで幸い彼女と共演する機会も幾度となく得たが、その度に舞台に登場した時から曲の中に入り込んでいる彼女から霊感がほとばしり出るのを感じ、自然とその妖気ともいうべき不思議なエネルギーに触発されるのを感じた。
最近では、盛んな演奏活動の傍ら、若い歌手たちを育てるために格別な工夫をこらす彼女の姿にも熱い視線が集まり、彼女の音楽活動の故郷ともいうべきウィーン私立芸術大学のオペラ科教授にも任命された。15歳からオーストラリアで育ちシドニー、メルボルンの歌劇場でデビューした、かの若き歌姫は今や円熟の時を迎えるに至った。
今宵は、彼女らしい選曲、若きブリテンのアイルランド民謡などにもとづく歌曲、エキゾチックでまばゆいシマノフスキー、お得意のR・シュトラウス、イタリア、フランスの名歌、そしてレハールのオペレッタよりと、あたかも彼女の人生が刻まれているように多彩で華やか。
今宵は、才能溢れる国際的名花の記念コンサートを心から楽しみましょう。

徳永二男【ヴァイオリニスト 宮崎国際音楽祭音楽監督 2016年 文化庁長官表彰】
中嶋彰子さんのデビュー30周年を心よりお祝い申し上げます。子供の頃、素晴らしい声楽を聴きなさい、先生からよくそう言われたものです。それは「歌うように演奏しなさい」ということでした。中嶋彰子さんの歌声を初めて聴いた時、まさにそのことを思い出しました。中嶋彰子さんの歌唱は、声の美しさは言うまでもなく、その卓越した表現力で聴く者の心を揺さぶり、ストーリー性までも感じさせてくれるのです。憧れの声楽家、中嶋彰子さんの、ますますのご活躍を期待しています。


宇沢充圭【医療法人慶友会 理事長 一般財団法人群馬オペラアカデミー農楽塾理事】
この度、中嶋彰子デビュー30周年にあたり、記念リサイタルが開催されることになりました。
99年からウィーン・フォルクスオーパーのトップスターとして活躍後、現在に至るまで世界各国で活躍の場を広げてきたソプラノ歌手の中嶋彰子氏は、2013年より群馬の地で、「農作」と「音楽」を組み合わせた斬新なコンセプトのオペラ・アカデミーを立ち上げました。それが一般財団法人群馬オペラアカデミー農楽塾です。農体験を通じて地域の伝統や風習に触れ、豊かな感受性を養う一方で、ウィーン市立音楽芸術大学教授の中嶋彰子を中心とした国際的な音楽家や講師陣の指導の下、次世代の舞台人を目指して知識や技術の習得に励んでいます。
本公演に抜擢された若手共演者は、農楽塾を通して、一流アーティストになるためのきっかけを掴んだ代表的なアーティストです。青木ゆりさんは今シーズンからドイツ、シュトゥットガルト州立歌劇場にて就任が決まり、松島理紗さんは現在ウィーン国立歌劇場アカデミー生で、「ドン・ジョヴァンニ」のドンナ・アンナ役にてのヨーロッパ・デビュー公演は国営放送ORFにて放送されました。理事一同、国際的なレベルで活躍する中嶋彰子氏とヤングアーティストの更なる活躍と益々の発展に期待を寄せたいと思います。
いつも農楽塾の活動、並びに本公演の開催にあたり、ご支援・ご協力賜りました皆様に厚く御礼申し上げます。

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