「自分とか、ないの?」東大卒、無職ニートが挑んだ 仏教哲学の歴史と世界

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「虚無!32歳。無職になり、離婚して、実家の布団に一生入ってる」
こんなアンニュイな出だしで始まる仏教書が、発売後三ヶ月も経たずに6刷4万7千部を突破し、話題になっています。

タイトルは「自分とか、ないから。教養としての東洋哲学」
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著者のしんめいPさんは、本当の無職。東大を出て、日本有数のIT企業に入り、お笑いを目指し、いずれにも挫折してこの世界に来た人です。

この手の超訳本、内容が適当で絶望するものも多いのですが、「自分とか、ないから」は私から見てもかなりしっかりしたものです。食わず嫌いはもったいないと思います。

しんめいPさんに、この本を書くことになったきっかけや、それまでの人生について、聞いてみましょう。

聞き手 瓜生崇(ねこずき)

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