1999 SECRET OBJECT 聖飢魔Ⅱ SEIKIMA II

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1999年。遂に解散の年がやってきました。'85年地球に爆誕したと同時に「世紀末の’99年、地球征服の完遂を以て我々は解散し、地獄へ帰投する」と云った旨を宣言する衝撃的な活動開始でした。そう、彼らはデビューと同時に解散時期を明言した稀有な存在なのでした。そして彼らにとっては「暦の変わる」特別な年が1999年なのです。この年の到来から数か月後、怒涛の進撃を開始します。大教典三枚、小教典二枚、ラストの全国ツアーで列島を縦断しながらの連日歌いっぱなしと文字通り征服する勢いで翔け抜けます。その栄えある一枚目がこの1999 BLACK LIST [本家極悪集大成盤]と云う、俗に「銀盤」と言われる教典です。1999/5/21発布。開幕にこの年を謳った”1999 SECRET OBJECT”で始まるニクい構成のアルバムです。当時の彼らは'95年に所属を移籍した都合を抱えており、初期のSony時代、後期のBMG時代と区別されるのですが、当然1999年時点ではBMGに所属されているのでそのままでは初期の音源を収録した「ベスト盤(=極悪集大成盤)」は発表できません(色々な大人の都合ですね)。そこで彼ら自らが新録したスタジオテイクのアルバムとして発布されたのがこの「銀盤」になります。見違える程ファットで重低音の効いた、ドライなサウンドに先ずヤラれます。'97、’98年の二年間がとても繊細でプロのアーティストとしての表現に邁進されてた分、余計に感慨も一入(ひとしお)の驚きでした。そもそも僕自身は初期のメタル!!!な彼らに惹かれてファンになったのでこの忘れてた「本来の彼らの姿」を嬉しく思いながら視聴したモノです。''87年と云う彼らにとっては初期に当たる時期に発表したナンバーを’99年当時のサウンドでレコーディングした一つの回答がこの仕上がりです。バスドラの高音部の歯切れの良さ、ベースギターのレイキング時のギターに埋もれないゴリゴリとした太い鳴り、ギターの見違える様な太くて重低音の効いたドンシャリサウンド。最前列で聴いているかの様なドライで前に迫ってくるクリアな粒立ち。そして大音量でミックスダウンされたド迫力の音圧。90年代中期あたりからこういう音像が増え始め、今ではすっかりスタンダードになりました。MetallicaやPanteraあたりが震源かな?と個人的には思ってますが・・・。最後の一年は前の二枚で披歴した葛藤も弱みも含め初期本来の「悪魔の姿」を前面に押し出した、正に彼らの「集大成」と呼べる活動を見せてくれる年になりました。

作詞デーモン小暮閣下、作曲Sgt.ルーク篁Ⅲ世参謀。

極悪集大成盤の開幕です。

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