「毒ないやろ？」「毒あったら触らせてくれんやろ」アニマルランド・サマースクール【高知】

子供たちが飼育員に！高知市のわんぱーくこうちで小学生が動物園の仕事を体験するイベントが開かれました。

飼育員：「ここからが動物園の裏側になります」

わんぱーくこうちのアニマルランドで開かれたのは動物園体験プログラム・「サマースクール」です。体験を通して生き物に興味を持ってもらおうと30年以上前から毎年夏休みに行われています。

2024年は予約開始2分で満員になるほどの人気っぷり。小学3年生から6年生までの24人が参加しました。

まずは、餌づくり体験。こちらは、カメの餌です。ドッグフードのような見た目の「ペレット」という餌に水を加え、サニーレタスは包丁で切ります。準備ができたら普段は入ることができないバックヤードからカメがいる水槽へ。上手に餌やりができた子供たちにはこんなサプライズが待っていました。

飼育員がヘビを連れて来ました。臆病な性格のボールニシキヘビ。突然の珍客に興味津々です。

児童：「毒ないやろ？」
児童：「毒あったら触らせてくれんやろ」
飼育員：「そうやったら俺も触らんよ」
児童：「ヘビが大好きなので首に巻いてもよかったな」

一方、外では…
子供たちが入っているのは「クマのおり」です。クマが自力で探すように餌を数カ所に分けて置きます。子供たちが出たあとクマがおりの中に。
児童：「かわいい、落ちた、食べた」
餌を見つけて食べてくれました。

参加した児童：
Q.近くでクマ見てどう
「かっこいい」
Q.一番好きな動物は
「クマじゃない、コアラです」

参加した児童：
「うれしいです。普段、遠くから見ているのに今日サマースクールに来て中に入って餌をあげられたからです」

アニマルランド飼育員・小松史弥さん：
「子供たちは動物たちの動きやにおいなどを感じ取っていて、私、飼育員なんですけど新鮮に感じました」

このあとヤギのふんの掃除にも挑戦。暑い中「ふん」張って頑張りました。