青葉真司 被告「お前らがパクりまくっている」事件発生時の音声データ　

３６人が犠牲となった京都アニメーション放火殺人事件の裁判。
きょうの証拠調べでは青葉被告が取り押さえられた直後に警察官とやり取りした音声が公開されました。

殺人などの罪に問われている青葉真司被告４５歳の裁判。

きょうも刑務官に車いすを押され法廷に入った青葉被告。
数秒間、傍聴席を見る場面もありました。

きのうに引き続き検察側による証拠調べが行われ、
青葉被告が警察官に取り押さえられた際の音声がおよそ３分間流されました。

【警察】
「火をつけたところは知っているか？」
【青葉】
「知らねえよ。お前らが知ってるだろ。
　お前らがパクリまくっているからだよ」
【警察】
「なにを？」
【青葉】
「小説。お前らが全部知ってるんだろ」

事件発生当時に現場付近で発見されたガソリンの携行缶や包丁の形状などについて述べられた際、青葉被告はモニターに映し出された包丁の画像などを身を乗り出して見ていました。

また、検察官により母親や兄など家族の供述調書が読み上げられました。

青葉被告が、小学生のころ父親に虐待されていたことや
兄に精神科の受診を進められた際に、
「俺は精神病じゃない。そんなに弱くない」
と話していたことが明らかになりました。

明日以降、青葉被告の被告人質問が行われる予定です。

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