【ピアノソロアレンジ】櫻坂46 / 桜月【楽曲感想・レビュー】

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櫻坂46 / 桜月
総合点 72/100
歌詞 21/30 
音楽 22/30
情動感染 22/30
タイトル 7/10

 先に述べておくが、この感想・レビューにはPVの要素は入っていない。楽曲とPVが相乗効果を生んでいた「桜月」においてPVを考慮しないことはマイナスに作用するかもしれないが、PVがない曲の評価をする際に面倒になるので仕方ない。
 櫻坂が5枚目としてリリースした桜ソング。全体的に優しい歌詞・音楽が続き、流麗さが特徴の楽曲だが、Bメロ部分でラップパートが挟まれるなど、単調にならないようになっているように感じた。ラップが好みでない人ももちろんいるだろうが、メリハリをつけることで飽きずに最後まで楽曲を聴きやすくなるだろう。
 歌詞のテーマを端的に述べるとしたら「卒業に際しての失恋」だろうか。思いが成就していたかどうかは歌詞からは確定しないが、恋心を寄せていた人との別れに関する思いがテーマだろう。唯一勿体ないのは、1番だけではそのテーマが伝わり切らないことだろう。1番の歌詞は抽象的な感情や情景描写に終始しており、主題が理解しづらい。「桜月」が何を指すかもイメージしづらいため、歌番組等で多いShortバージョンでの披露だと曲の魅力が半減してしまう。2番以降を聴いていくことで、主人公たちがなぜ葛藤を抱えているのか、その葛藤をどう受け入れようとしているのか、主人公たちは桜に何を重ねているのかが分かるようになっていく。落ちサビに入ったときには鳥肌が立つくらい素晴らしい。「トゥルルル」が必要だったのかどうかはよく分からない。
 メロディも歌詞の良さを増幅している。あえて楽曲を分類するならば前作の「五月雨よ」や欅坂46時代の「二人セゾン」と同ジャンルとはいえそうだが、「流れ弾」や「BAN」のような激しさを求めていたファンからは物足りなかったかもしれない。それでも、私はこの儚さと和の折衷が好みだと感じたし、これも櫻坂らしさの1つとはいえると感じた。
 このメロディが印象に残らないと感じる人は、特にサビに物足りなさを感じるか。例えば1番のサビを前後半に分けたとき、一番の山場は前半(もう少し満開でいてくれたなら)に来てしまう。後半部分は、そのまま前半以上の盛り上がりを見せることなく「トゥルルル」に入ってしまうため、インパクトには欠けるのだろう。
 リリースからやや日が経過しているが、グループの代表曲とまではならなかったか。グループの名である「桜」を冠した楽曲だったが、やはり多くのファンがグループに求めるイメージには次シングルの「Start over!」などの方が近いのだろうか。

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兄妹でやっているメインチャンネルでアップロードしているものと同様の楽譜を、兄が1人でSynthesiaだけのバージョンとして、概要欄の楽曲感想・レビューとともにアップロードしています。
メンバーのことは基本全肯定する盲目オタクですので、感想内で意図せずメンバーを下げたりしないよう、楽曲に着目したレビューになっています。

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