西谷文和 路上のラジオ 第187回 川中だいじさん「中学生が見た不思議の国ニッポン」その2

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ゲスト: 川中だいじさん(日本中学生新聞)

今回は、第171回の放送でリスナーの皆様から「なんて芯の強い中学生なんでしょう」などと、たくさんのお便りをいただきました、あの川中だいじさんを再びゲストにお迎えします。川中さんは、昨年「中学生がつくった民主的な読み物」という「日本中学生新聞」をたったひとりで立ち上げて、大人相手に果敢に取材を続ける中学生です。

未来を担う少年の目に映る万博、そしてカジノとは?危険極まりない大阪万博に学徒動員をかけるためのアンケートを実施する教育委員会に問えば、「詳しいことは知らない」と返ってくるといいます。川中さんは、「子どもたちに均等に行く機会を」ではなく「子どもたちに均等に情報を!」と憤慨します。メタンガス爆発事故についても、報道や事故後の情報が少なすぎるのが不可解だと言います。何より夢洲は、気象災害や事故があったときの避難計画がずさんで、来訪中に万一のことがあれば一体どうなるのか?交通網が脆弱で大渋滞も予想されるとすれば、病気や事故で救急車を呼んでもすぐ来られるのかも不安です。そんな危険な場所に行きたい生徒がどれだけいるのでしょう?責任の所在もあいまいで、国・府・市・教育委員会・学校など一体誰がどう責任をとるというのでしょうか?川中さんは、自身で取材を続ける中で、何もかも説明がつかないことばかりだと感じているといいます。

またカジノについては、ギャンブルの実感がない中学生でさえ、その決定プロセスの不透明さが気がかりだといいます。都構想の住民投票は3回もやろうとするのに、カジノの是非を問う住民投票は議会で否決。そんな維新勢をそれでも受け入れてしまう大阪人の体質を、川中さんは疑問視しています。「感情や対立で煽る政治は、民主主義でも立憲主義でもない、劇場型政治。危険なポピュリズムにつながるだけ」そんな発言ができる中学生、川中だいじさんの主張に、今回もじっくりと耳を傾けていただければと思います。

※もうひとつ <ちょっと気になる情報>
番組最後には、番組にいただいたちょっと気になるお便りをご紹介、そのお便りをくださった岐阜県恵那市のAさんにお電話をつなぎます。恵那市では、市長と一部の関係者だけが密室で協議して、名古屋市ほどの広さの地域にある5つの中学校をひとつに統合しようとしているといいます。登校するのにバスなどを使っても1時間以上かかる地域もあることから、地元では反対運動が起きています。さて一体、この恵那市で何が起きているのでしょうか?市長選を睨んでか、地元建設業者との利権?ともいぶかられるこの事態について、地元の声に耳を傾けます。

00:03 前枠 TM~
04:40 前半 Jingle~
42:41 後半 Jingle~
54:24 後枠 ETM~
56:18 アナ尻
60:00 曲尻 ~F.O

※番組冒頭でご紹介した6月29日(土)の思想家・内田樹先生との番組イベントの詳細は、こちらをご覧ください。https://www.radiostreet.net/news/1866/

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