朗読 ニコライ・ゴーゴリ『外套』平井肇訳

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『外套』1842年出版。

主人公:アカーキイ・アカーキエウィッチ。
ペテルブルクに住む下級役人。
(芥川龍之介『芋粥』の主人公・五位のモデルか)



訳注

 暦の別の個所をめくった――ロシア正教の暦には各々その日に命名すべきクリスチャンネームが数個ずつ指定してあるからである。
 アカーキイ・アカーキエウィッチ――ロシア人の名前には父称といって自分の父の名に一定の語尾を附したものが添えられる。名前に父称をつけて相手を呼べば、それだけで敬語となり、様とか殿という敬称を必要としない。
 ファルコーネ――モーリス・エチエン 1716―1791. フランスの彫刻家。一七六六年ロシアへ招かれてペテルブルグにピョートル大帝の像を作った。
 ヴィスト――骨牌遊びの一種。
 戟(ほこ)――鉞に似た昔の武器であるが、当時ロシアの巡査の交番所では、これを傍らに立てかけて一種の標章としていたのである。




ニコライ・ヴァシーリエヴィチ・ゴーゴリ
1809年4月1日(ユリウス暦3月20日) -
1852年3月4日(ユリウス暦2月21日)
ウクライナ生まれのロシア帝国の小説家、劇作家。
ミハイル・ブルガーコフ、
エドガー・アラン・ポー、
フョードル・ドストエフスキー、
その他多くの作家に多大な影響を与えた。

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