親亡き後、障がいのある我が子は?「老障介護」の現実と居場所を探し続ける家族を見つめたドキュメンタリー テレビ新広島(TSS)

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障がいのある子どもを持つ親の悩み。それは「親である自分が亡くなった後、誰が大切な我が子を見守ってくれるのか」ということ。

広島市内に暮らす九内康夫さん(45)は、2人の障がいのある子どもを育てている。兄の誠洋さんは自閉症、弟の勇輝さんは自閉症と知的障害がある。弟の勇輝さんは一日の大半、部屋の中を飛び跳ね、歩き回る。家族はマンション暮らしのため、勇輝さんの生活音は周囲の部屋に響く可能性があるが、飛び跳ねることが勇輝さんにとって最も落ち着く行動だと知っている康夫さんは止めることができない。床にマットを敷き詰めるなど日々勇輝さんらしく過ごせるようにサポートをしている。

以前は言葉の使い方などを学ぶことができる事業所に通っていた勇輝さんだが、仲間とのコミュニケーションをとることが苦手で通えなくなってしまった。そのために、いまでは社会との接点も失い、家に引きこもっている。そんな勇輝さんの生きづらさを理解し、支えてくれるのは家族だけだ。

しかし、親がこの先もずっと息子を支えることはできない。将来必ず訪れる“親の死”を考えたとき、2人の子どもはどうなってしまうのか。家族の将来に不安を抱える生活が今日も続いている。障がいのある兄・誠洋さんもまた、弟の将来を案じ、将来やってくる2人だけの生活に備えて就職活動を開始する。しかし、民間企業による障がい者の採用試験は全て落ちてしまった。就職先を探すのも想像以上に難しい道のりだ。

現在日本では、主に重度の障がい者が入所する施設が全国的に不足している。広島県では施設への入所を希望する待機者が列をなしている状況だ。ここには「障がい者の受け入れを“入所施設”から“地域のグループホームや自宅”へ移行し、健常者と同じように障がい者が地域で自立して暮らす」という国が進めている政策が関係している。北欧などでは、入所施設から地域での暮らしを展開する地域移行の政策が、長い期間をかけて進められてきた。しかし、日本ではこれを短期間で進めようとしており、グループホームの数が追いついていないのに、入所施設は年々減少している状況なのだ。障がいに十分対応していける体制が整っていない中で、理念だけが先行する国の方針により、多くの家族が不安と向き合っている。

いつか必ず訪れる親の死。その時、安心して子どもを託せる場所はあるのか。寛容さをなくしつつある社会はこの家族をどう受け入れていくのか。障がいのある子どもを支える、家族の日々を見つめた。

【ディレクター:高橋徹】
「この子より先には死ねない…」と話す親たちがいます。自分が死ぬ間際まで子供の心配をしながら生きているという現実をまずは知ってもらいたいと思います。

【企画構成・田中浩樹プロデューサー】
障がいのある人たちを親の立場から考えたときに何が見えてくるのか?その漠然とした思いが取材を始めたキッカケです。
不寛容な社会が広がりを見せる中、障がいのある人たちの日々を見つめることで必要なこと、忘れてはいけないことが見えてくると思います。

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