【変わる少年刑務所】更生に向けた新たな取り組みの現場とは…

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若い受刑者を収容する少年刑務所が今、変わりつつあります。更生に向けた新たな取り組みの現場に、カメラが入りました。

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       ◇

埼玉県にある川越少年刑務所。現在、主に26歳未満の若い受刑者およそ800人が収容されています。

ここでは1年前から“ある取り組み”が始まったといいます。

少年受刑者(10代)
「お願いします」

教官と話しているのは10代の少年受刑者。傷害致死の罪で服役しています。

田村教官
「改善指導受けているけど、やってみてどうですか」

少年受刑者(10代)
「めんどくさいと正直思っていたんですけど、ここにきて1年くらいたって、先生と話をしている中で出所後の仕事とか考えていると、履歴書の書き方とかやっていてためになるなと思って。これって必要だなと思えるから授業もちゃんと聞くようになった」

月に数回行われているのが受刑者との個人面談。

これまでの刑務所では40人程度の受刑者を複数の刑務官が集団で管理してきましたが、ここでは受刑者ごとに「担任」が決められます。

面談などを通して受刑者の心に寄り添い更生に繋げようとしています。

さらに――。

――今なにを書いている?

田村教官
「日記を出してもらってコメントを書いております」

担任である教官と毎日やりとりするという日記。

「(少年の日記)今日は自分が事件を起こした日です。自分がなんでそういう行動をしてしまったのかその時の感情も今ははっきり分かります」

担任は――

「(担任の返事)事件について『自分はどう思っているか』も大切ですが『被害者はどう感じていたのか』『社会はどう感じたのか』の視点は大事です」

少年の言葉を受け止めアドバイスを送っていました。

田村教官
「最初の頃は日々ただ過ごしているという感じで、天気がどうのこうのということが多かったんですが、自分の考えていることに正直に書けるようになったのではないかと思う」

少年は担任の教官と出会ったことで事件を起こした頃に比べ大きく変わったといいます。

少年受刑者(10代)
「大人としての意見が聞けるので、自分もストレートに聞くし、それに対してしっかり答えてくれるので、気づけることは多いですね。自分の質問次第で」

――教官の存在は自分のどういう存在?

少年受刑者(10代)
「捕まってから変わるきっかけになった1人。捕まる前の自分よりは変わって先生が話を聞いてくれた時間を無駄にしたくないなって」

       ◇

先月新たにできた刑務所、「市原青年矯正センター」は全国で初となる知的障害や発達障害など、障害がある若い受刑者が対象の施設です。

これまで、刑務所では軽度の障害がある受刑者も一般の受刑者とともに収容していましたが、スムーズに対応できないこともあったといいます。

そのためここで働く職員は福祉の専門家などから研修を受け障害がある受刑者との接し方を学んでいました。

浦刑務官
「『知らなかった』だと対応していく上で困る部分もありましたので、どんどん知識を蓄えて、施設一丸となって収容者と接していくのが大事だと思いました」

これまでの「受刑者を管理する刑務所」から「受刑者ひとりひとりの特性に合わせた刑務所」へ。

若い受刑者の更正に向けた取り組みが進んでいます。
(2023年11月18日放送「news every.」より)

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