【岩櫃山：冬】天にそびえる岩峰は、戦国の歴史の舞台となった

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群馬県吾妻郡に位置する、ぐんま100名山の一つ、岩櫃山にやってきました。登山口は平沢登山口と古谷登山口の2つ、山頂へのルートは複数あります。今回はその中でも最も難度が高そうな密岩道りからアクセスしました。
密岩道り入口より、樹林帯ですが傾斜の強い登山道が始まります。
四合目を過ぎると、岩壁に取り付き鎖場が多くあります。
六合目で鞍部に辿り着き、七合目では天狗のかけ橋への分岐があります。
天狗のかけ橋へは、鎖をつたい大きな岩を回り込むように横移動しなければならず、非常に難度が高いため迂回路に進みました。迂回路でも天狗のかけ橋の上部へはたどり着けます。
八合目からはいよいよ核心部へ突入。岩石の迫力に圧倒されます。ここまで登ると視界がひらけ、360度のパノラマが広がります。
長い鎖場を越え、岩櫃山頂の岩峰に立つことができました。

密岩道りの危険個所、難所は基本的に鎖や梯子が設置され、一合ごとに案内板もあり、しっかり三点支持を守り越えることができました。
登山道には複数の注意表記があり、特に冬季は凍結の恐れがあるため、登山を控えるように喚起されていますので、登山をされる場合は細心の注意が必要です。

圧倒的な存在感の岩山と、戦国の歴史を学びながら、上州の山々と町並を一望する、大満足の山行でした。

古谷駐車場無料、トイレ完備（とてもきれいなトイレでした。管理されている方に感謝）