ゾウの「姫子」43歳で衰弱死 姫路市立動物園のシンボル

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姫路市立動物園のシンボル的存在として長年愛されてきた、ゾウの「姫子」が24日43歳で死んだことが分かりました。

姫路市立動物園は飼育していたメスのアジアゾウ「姫子」が多臓器不全によって24日衰弱死したと発表、ゾウ舎の前では別れを惜しむ子どもたちの姿が見られました。

初代姫子が死んだ1994年にタイ生まれのメスのゾウが17歳で来園、2代目の姫子となりました。

以来26年間動物園のシンボル的存在として人気を集めました。 2013年には神戸王子動物園に嫁入りし、雄の「マック」と自然繁殖を目指しました。

残念ながら二世誕生とはなりませんでしたが、姫子にとってこれが初めての仲間のゾウとの生活となりました。

毎年12月には巨大カボチャをプレゼントする恒例行事があり、多くの来園者がその器用な鼻の動きに関心していました。

姫子は2018年、脚の病気を患い一度は回復したものの今年6月ごろから再び症状が進行。 徐々に食欲が低下し、24日容体が急変したということです。

ゾウ舎前には姫子への感謝の気持ちを伝えるメッセージボックスと献花台が設置されています。

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