対話の効能〈わたし〉と〈あなた〉のあわい|哲学対話:河野哲也[哲学者]

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0:00:00 【講演】哲学対話:河野哲也
         自己紹介|哲学対話と間合いの身体論
0:03:44     哲学対話とは何|哲学プラクティス
0:06:08     哲学対話のルール
0:10:49     スキルは単なるスキルではない:ゆっくりすることと待つこと
         対話をするときの時間の原則:ご破産
0:13:20 「待つ」ということ
0:16:08 間とは何か
0:17:37 世阿弥の「せぬ隙」
0:19:55 誰が話しているのか
どうして喋れるのか? 誰が考えているのか?
0:24:02 話すことと夢見ること|外部からの吹込みを自分のものと信じる
0:26:59     ミハイル・バフチン|言葉の獲得|「腹話性」と「多声性」
0:29:25 子どもの哲学
0:33:44 【対話】講師×ファシリテーター
         哲学対話のルール「自分の言葉で話す」
         自分の中に自分以外の誰かがいる感覚が出てくる
        「誰が話しているのか」について
0:43:32     機が熟す時|「自由」と「身体性」について
タクト=機を見るに敏に その機会を逃さない|場に入れない難しさ
0:54:45     対話のリズムに体が合うとは受動でも能動でもないということ?
0:57:01     哲学対話のような対話が日常には起きづらい?|効率とスケジュール
1:01:13 時間を預けることで生まれる自由
1:05:21 【哲学対話 体験】
1:42:13  クレジット


予想外の新しい視点や関係を創造したり、自分の信念に変化が起こるなど、様々な効能が注目されている「対話」。その多様なアプローチについて学び・体験しながら、日常における「対話」の可能性を再考する全4回のセミナーです。

【公式サイト】https://www.setagaya-ldc.net/program/...

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誰かとじっくり「対話」をしたことはありますか。それは、日常のありふれたコミュニケーション行為の一つだと思われるかもしれません。しかしその経験をあらためて思い起こしてみるとどうでしょうか。例えば、他人の体験談の中に自分を見つけて共感したり、人々の語りに触発されて自らの感情や言葉が引き出されたり、その場からユニークな発想が生まれる経験をした人も多いのではないでしょうか。

「対話」には、別々に存在している〈わたし〉と〈あなた〉の分け目を揺るがし、多面的な自らの思いを発見させ、自分一人では辿り着かない新たな地平に導くような不思議な効能があるのかもしれません。

近年、学校・企業・カフェなどで開かれる「哲学対話」、精神医療のケア手法として拡がる「オープンダイアローグ」、刑務所の更生プログラムとして導入されている「回復共同体」など、既存の枠組みでは進展の難しい状況に多声的対話を取り入れることで、事態を好転させるような実践的取り組みが注目を集めています。また芸術分野では、聞く・語ることを重視し、それらが引き起こす生きた相互作用や変様をつぶさに編み込む手法を取り入れた新時代の映画・演劇・ダンス作品などが高い評価を得るなど、私たちの日常生活における「対話」の可能性が再認識されています。

本企画は、「対話」を中心に据えた多様なアプローチの実践者とともに、〈わたし〉と〈あなた〉のあわいから生まれる「対話」の効能について学び体験するセミナーです。誰にでも開かれた日常行為である「対話」が、自己を更新し、新しい視点や関係を創造する可能性について考えます。

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『対話の効能 〈わたし〉と〈あなた〉のあわい』1.哲学対話
【開催日】2023年2月19日(日)13:00~18:30
【会場】生活工房ワークショップルーム
【出演】河野哲也[哲学者、立教大学教授]、山内泰[NPO法人ドネルモ代表理事、一般社団法人大牟田未来共創センター理事] 、セミナー参加者の皆さん
【撮影・構成・編集】三行英登
【主催】公益財団法人せたがや文化財団 生活工房
【協力】NPO法人 こども哲学・おとな哲学 アーダコーダ
【後援】世田谷区、世田谷区教育委員会

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「哲学対話」は、人生で出会う「問い」を他者とともにじっくり考えることによって、自分と世界の見方を豊かにすることを目指す哲学の実践的アプローチです。その歴史は、古くはソクラテスの対話に遡り、1990年代にフランスで始まり世界中で盛んに開催されている「哲学カフェ」、学校などで行われる「子どもの哲学」、芸術表現を介した哲学的コミュニケーション、地域や職場での哲学対話、哲学コンサルティングなど、多様な場で「哲学対話」が行われています。この回では、実社会に「哲学対話」を組み込む「哲学プラクティス」の活動を牽引してきた河野哲也さんをお迎えし、対話の構造を紐解きながら、対話によって生まれる思考が私たちにもたらす効能と教育的意義について伺います。また後半では、「哲学対話」を体験します。

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▶GUEST
河野哲也 Kono Tetsuya

1963年生まれ。立教大学文学部教育学科教授。NPO法人 こども哲学・おとな哲学 アーダコーダ 副代表理事。Eテレ「思考力と対話力」を育むこども向け哲学番組『Q〜こどものための哲学』の監修をつとめるなど、対話により思考とコミュニケーション力を養う教育を、保育園児から高校生を対象に多くの学校や図書館などで実践。主な著書に『人は語り続けるとき、考えていない―対話と思考の哲学』(岩波書店)、『対話ではじめる子どもの哲学―道徳ってなに?』全四巻(童心社)、『ゼロからはじめる哲学対話 哲学プラクティスハンドブック』(ひつじ書房)など。

▶FACILITATOR
山内泰 Yamauchi Yutaka

1977年生まれ。NPO法人ドネルモ代表理事。一般社団法人大牟田未来共創センター(通称:ポニポニ)理事。株式会社ふくしごと取締役。東京大学先端科学技術研究センター特任研究員。芸術工学博士(美学)。地域で対話の場づくりに取り組む一方で、問いと対話のメディア「湯リイカ」(主催:ポニポニ)などさまざまな有識者との対話企画をコーディネート。主な論文掲載に『デザインに哲学は必要か』(共著、武蔵野美術大学出版)、「『わたしの役柄』が表現すること 哲学者・國分功一郎さんとの対話から」(「精神看護」23巻4号、医学書院)など。
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