スピノザ『エチカ』が読めるようになる哲学史解説

Описание к видео スピノザ『エチカ』が読めるようになる哲学史解説

ネオ高等遊民の2022年度哲学史講義です。
第4弾は神を唯一の実体としてとらえ、心身並行論を展開した哲学者スピノザの思想。
「実体」「属性」「様態」という3つの基本概念に加えて、どうしてスピノザは幾何学的叙述というスタイルを取っているのか、その前提について話すことで、スピノザの哲学の全体像が見えてくるはずです。

【参考にした本など】
山中哲人の哲学ノオト「スピノザ『エチカ』を読むために」
https://note.com/55leoleo777/n/ncefdd...
※有限なものは無限なものによって知られるというスピノザのもっとも根本的な洞察をわかりやすく解説されています。本動画を見ていただいたあとでご覧いただけると、かなり理解できると思います。

Sakiya ARAKAWA「スピノザ『エチカ』試論」
https://note.com/hegelschen/n/n84c0b1...
※定義の謎な部分、一人称単数動詞という点に着目している在野研究者による論考です。ラテン語原文込みでじっくり読んでみたい方にはおすすめです。


この動画でまとめた内容を理解したとすれば、西洋近代哲学に関しては、哲学科専攻卒業レベル、大学院修士課程レベルの基礎知識が身につきます。

とはいえ、初学者からでも十分学べます(そのためにスライドを作った)。
ただ初学者には難しい部分もたくさんありますので、そこはふーんくらいでOKです。また、部分的には、博士課程の院生や研究者にとっても講義の参考になる話はあるかと思います。

関連動画
古代哲学史の全体像を5時間半でまとめて解説。ギリシアからルネサンスまで   • 古代哲学史の全体像を5時間半でまとめて解説。ギリシアからルネサンスまで  
※本動画と似たテイストの古代編です。2021年制作

【目次とキーワード】
0:00 スピノザの根本思想
1:46 幾何学的論証というスタイル
4:45 『エチカ』第一部定義一「自己原因とは」
8:01 なぜ神から始めるのか?
11:10 デカルトのコギトの必然性
13:43 自己原因とは何か改めて
16:22 なぜ自分は有限な存在だとわかるのか?
21:18 スピノザ解説前半まとめ
22:50 実体とは何か
26:43 神は人格を持たない。キリスト教の神との違い
28:23 属性とは何か
32:06 心身並行論の解説・機会原因論との比較
34:50 二元論の解決「同じものの異なった表象」
35:12 様態とは何か
38:01 なんでエチカ=倫理学?
38:18 自由意志の否定
41:53 善悪・目的論の否定
43:49 善悪とは何か
44:18 人間に有用なものとは何か
45:37 人間に自由はあるか
49:15 「神への知的愛」「永遠の相のもと」とは
50:51 スピノザまとめと問題点



【元ネタ=種本おしえて】
シュヴェーグラー (1958)『西洋哲学史』岩波文庫, 上下巻 https://www.amazon.co.jp/dp/400336361...
※品切重版未定。原著は1848年。下記英訳も参照してます(kindleで100円w)
"A History of Philosophy in Epitome"
https://amzn.to/34HWmm0

学習指南記事(有料)
「シュヴェーグラー『西洋哲学史』 読み方・学び方・使い方」
https://note.com/kotoyumin/n/nb24cf78...
↑で古代編のスライド資料の配布しています。
※近代編の配布もそのうちします。


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【無料記事】哲学史おすすめ100冊ブックガイド(2021年4月度優秀記事)
https://note.com/kotoyumin/n/n0271d07...

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