パルメニデスは何がスゴいのか。存在論や形而上学のはじまりがわかる思想と哲学の解説。

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2500年間、誰も理解できていない哲学者パルメニデスを解説しました。
くぅ〜疲れましたw
多分これが一番わかりやすいと思います。
それでもわからんと思います!
パルメニデスを貶めることなく、わかる言葉で完全解説するという、人類史上初の試みです。

参考文献
井上忠『パルメニデス』作品社
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※パルメニデス研究の金字塔! と言われるが誰も解読できない

納富信留「パルメニデスの衝撃」神崎繁ほか『西洋哲学史1』講談社選書メチエ所収
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※金字塔をただ1人解読した学者! だがやっぱり解読できない

廣川洋一『ソクラテス以前の哲学者』
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※訳文を拝借。本当は井上忠の翻訳を使いたかった

岩田靖夫『ギリシア思想入門』
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※パルメニデス解説は不十分ながらハイデガーとアリストテレスの解釈を解説

プラトン『テアイテトス』
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※引用は岩波文庫だが光文社古典新訳文庫が新しい。

アリストテレス『形而上学』岩波文庫
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※パルメニデスを自分の土俵に乗せて批判した結果パルメニデスが変なおじさん扱い。

ハイデガー『パルメニデス』(ハイデガー全集54巻)
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※やっぱハイデガーすごい

ハイデガー『形而上学入門』平凡社ライブラリー
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※哲学はものごとを難しくする! って表現自体も難しく言うから仕方ないおじさん

デカルト『省察』ちくま学芸文庫がおすすめ
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※デカルトはやっぱすごい

レヴィナス『全体性と無限』
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※パルメニデスとハイデガーにケンカを売る

レヴィナス『存在の彼方へ』
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※パルメニデスとハイデガーにケンカを売る


パルメニデスの言葉(動画で使用した断片を動画で出てきた順に引用)
廣川洋一『ソクラテス以前の哲学者』による訳文

(断片1)
「おお、若者よ、不死の馭者たちにともなわれ、
汝を運ぶ牝馬たちとともにわれらが館に来る者よ、
よく来ました。というのも、この道をたどるよう汝を送り出したのは、
けっして悪しき運命(モイラ)ではなく、ーーまことに、この道は人跡遠く離れた道ーー
まことに掟(テミス)と正義(ディケ)のなしたもうたこと。汝はここですべてを学ぶがよい。
まずは、玉なす真理の揺らぐことない心と、
ついでは、死すべき者どもの真の信頼なき思惑とを。
しかしなお、このこともまた汝は学ぶことになるであろう、いかに思惑されることがらが、
すべてのものを不断に貫き通し、真実らしい在りようをもたねばならなかったかを。」

(断片2)
「いまこそ私は汝に語ろう。汝はこの言葉を聞いて心に留めよ。
まことに探究の道として考えうるのは、ただこれらのみ。
そのひとつ、すなわち、「ある」そして「あらぬことは不可能」の道は、
説得の女神の道である――それは真理に従うものであるから――。
他のひとつ、すなわち、「あらぬ」そして「あらぬことが必然」の道は、
この道は、まったく知り得ぬ道であることを汝に告げておく。
そのわけは、あらぬものを汝は知ることもできず――それはなしえぬこと――、また言うこともできぬからである。」

(断片7)
なぜなら、このことはけっして強いられることではないであろう。すなわちあらぬものがあるということは。
いな、汝は、探究のこの道から汝の思考を遠ざけよ。
また、牢乎とした習慣が汝をこの道につかせて、
あてどない眼と、鳴り騒ぐ耳と、舌とを働かせるよう強いることがあってはならぬ。
むしろ汝は理(ロゴス)によって、私の述べた論争的な駁論を判定せよ。

断片8
道について語る言葉としてなお残されているのはただひとつ。
「ある」ということ。この道にはきわめて多くのしるしがある。
すなわち、あるものは不生にして不滅であること。
なぜなら、それは(ひとつの)総体としてあり、不動で終わりなきものであるから。
それはあったことなく、あるだろうこともない、それは全体としてあるもの、
一つのもの、連続するものとして今あるのだから。

(断片8)
かくして、それは全くあるか、全くあらぬかのどちらかでなければならぬ。
また、あるものの他に、なお何かがあらぬものから生じてくることを
確証の力はけっして許さないであろう。それゆえ正義の女神は
足枷をゆるめて、それが生じたり滅んだりするのを許さず、
それを固く掴まえている。これらについて判決は、以下の点にかかっているーー
すなわち、ある、あるいはあらぬ。だが判決は必然のことながら、こう下された、すなわち一方は、考ええぬもの、名指しえぬものとして捨てるべしーー真なる道ではないゆえにーー、
だが他方は、これを真にあるもの、真実のものとみるべし、と。あるものが後に
滅ぶなどということが、どうして可能であろうか。生ずるということが、どうして可能であろうか。

断片3
なぜなら、思惟することとあることは同じことであるから

断片8
思惟することと思惟がそのためにあるところのものとは同一である。
なぜなら、あるものーーこのものにもとづいてこそ、言表はなされてきたのだーーがなければ、
汝は思惟を見出すことはないであろうから。まことにあるもの以外には、
何ものもあることはないし、あることもないだろう。

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