【合戦解説】第一次 高天神城の戦い　徳川 vs 武田　〜武田信玄死後 当主となった武田勝頼は、徳川氏の遠江領侵攻を本格的に開始する〜

時は戦国時代

元亀3年（1572年）　尾張から畿内までを支配地へと勢力拡大をしてきた織田信長であったが、室町幕府15代将軍 足利義昭との関係悪化から、反信長の動きが拡大し始めてきた。三好三人衆や 石山本願寺 宗主 顕如による各地での一向門徒衆に加え、大和の 松永久秀、越前の朝倉義景、近江の浅井長政や六角義賢 など、信長は畿内周辺の敵対勢力との戦いに忙殺される。
そんな信長にさらなる難敵が動き出した。甲斐・信濃そして駿河まで領土を拡大していた 最強騎馬軍団有する武田信玄であった。
信玄は東の北条氏政と同盟を結ぶと、織田家との同盟を破棄し「西上作戦」と呼ばれる遠江、三河、美濃への同時侵攻を開始する。その侵攻を阻止すべく 三河・遠江を支配する徳川家康は 織田の援軍と共に 三方ヶ原の地にて決戦に挑むも、信玄の戦術により為す術もなく壊滅。
勢いに乗る武田軍が尾張に入るのも時間の問題かと思われた矢先、東三河を進軍中に信玄の持病が悪化。 西上作戦は中断となり甲斐へ撤退することとなる。そしてその道中で武田信玄は息を引き取った。
信玄の死は伏せられ 表向きは 信玄は隠居し、家督を武田勝頼に継がせたと伝えさせ、織田、徳川、上杉への牽制を行うも
長くは隠しきれるものでもなかった。
信玄の死を確信し いち早く動いたのが、西上作戦で一番の被害を受けた 徳川家康であった。家康は、武田軍に奪われた旧地奪還をすべく動き出す。
急遽 武田家当主となった勝頼に、父の死を悲しむ暇はなかった…


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※番組内に登場する忍キャラは、ユキムラが楽しむスマホ版ゲーム『みんゴル』でユキムラが愛用するキャラクターとなります。ぜひ「みんゴル」もやってみてね！
※通説に基づきつつも一部ユキムラ流に脚色を加えた合戦解説となります
※合戦や物語の出来事は諸説あります
※制作の都合上全ての情報や登場武将を網羅してはおりません
※登場人物名は改称時期に拘らずわかり易い表記で記載しております
※演出時に大きな音が出る場合があります
※2020年時点での歴史資料を元に作成しております

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