日本舞踊「京鹿子娘道成寺」歌舞伎座にて <The Maiden at Dojoji Temple / Kan Nishikawa>【西川寛】日本舞踊チャンネル

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義太夫 長唄 【京鹿子娘道成寺】
【京鹿子娘道成寺】は、女が大蛇となり、愛する男を焼き殺した道成寺伝説を基にしている切ない物語になります。

◆あらすじ
舞台は桜花爛漫の紀州道成寺。清姫の化身の大蛇に鐘を焼かれた道成寺は長らく女人禁制となっていた。以来鐘がなかったが、ようやく鐘が奉納されることになり、その供養が行われることになった。そこに、花子という美しい女がやってきて、聞けば白拍子(歌舞を生業とする遊女)だという。鐘の供養があると聞いたので拝ませてほしいという。鐘供養は女人禁制だが、所化たちの禅問答のような問いかけに花子が見事に答えたので、所化たちは舞を舞うことを条件に寺の中に入ることを許してしまう。花子は舞いながら次第に鐘に近づく。所化たちは花子が清姫の化身だったことに気づくが時遅く、とうとう清姫は鐘の中に飛び込む。鐘の上に大蛇が現れる。

◆歌詞
0:00 ●所化の出
「聞いたか 聞いたか」「聞いたぞ」「聞いたぞ」(中略)「さらば番頭」「いたそうか」
3:20●義太夫 『道行』
月は程なく入汐の 煙満ちくる小松原 急ぐとすれど振袖の ひらり帽子のふわふわと
しどけなりふりアアはずかしや 縁を結ぶ神ならで 花の御山へもの月参り
あじな娘と人毎に 笑わば笑え浜千鳥
貴身と寝る夜の後朝を 思えば憎や暁の 鐘もくだけよ撞木も折れよ さりとては さりとては 縁のしがらみせきとめて 恋をする身は浜辺の千鳥 夜毎夜毎に袖しぼる
しょんがえ 交わす枕も瞳ごとも 田面に落つる雁の声 かたわれ物に追いくるかと
科なき鐘を恨みしも その罪科の数々を よめども尽きじ真砂路の
急ぐところははな早き 道成寺にこそ着きにけり
10:54●所化と花子の問答
(省略)
25:38●中啓の舞
花の外には松ばかり 花の外には松ばかり 暮れそめて鐘や響くらん
鐘に恨みは数々ござる 初夜の鐘を撞く時は 諸行無常と響くなり 
後夜の鐘を撞く時は 是生滅法と響くなり 晨鐘の響きは生滅滅己 入相は寂滅為楽と響くなり 聞いて驚く人もなし 我も五障の雲晴れて 真如の月を眺め明かさん 
32:50●手踊り
言はず語らぬ我が心 乱れし髪の乱るるも つれないは唯移り気な どうでも男は悪性者
桜々と謡はれて 言うて袂のわけ二つ 勤めさへ唯うかうかと どうでも女子は悪性者 
都育ちは蓮葉なものぢゃえ 
35:40●鞠唄 35:40
恋の分里 武士も道具を伏編笠で 張と意気地の吉原 花の都は歌でやわらぐ敷島原に 
勤めする身は誰と伏見の墨染 煩悩菩堤の撞木町より 難波四筋に通ひ木辻に 禿立ちから室の早咲き
それがほんに 色ぢゃ 一イ二ウ三イ四ウ 夜露雪の日 下の関路も 共に此の身を馴染重ねて 仲は丸山 ただ丸かれと 思い染めたが縁ぢゃえ
43:16●振り出し笠の段
梅とさんさん桜は いづれ兄やら弟やら わきて言はれぬな 花の色え 
菖蒲杜若は いづれ姉やら妹やら わきて言はれぬな 花の色え 
西も東も みんなに見にきた花の顔 さよえ 見れば恋ぞ増すえ さよえ 可愛ゆらしさの花娘 
50:40●くどき
恋の手習つい見習ひて 誰れに見しょとて 紅鉄漿つけよぞ みんな主への心中立て 
おう嬉し おう嬉し 末はかうぢゃにな さうなる迄は とんと言わずに済まそぞえと 
誓紙さへ偽りか 嘘か誠か どうもならぬほど逢ひに来た 
ふっつり悋気せまいぞと たしなんで見ても情なや 女子には何がなる 
殿御殿御の気が知れぬ 気が知れぬ 悪性な悪性な気が知れぬ 
恨み恨みてかこち泣き 露を含みし桜花 触らば落ちん風情なり 
1:01:31●山づくし
面白の四季の眺めや 三国一の富士の山 雪かと見れば 
花の吹雪か吉野山 散り来る散り来る嵐山 
朝日山々を見渡せば 歌の中山石山の 末の松山いつか大江山 いく野の道遠けれど 
恋路に通ふ浅間山 一と夜の情有馬山 いなせの言の葉 あすか木曽山待乳山 
我三上山祈り北山稲荷山 縁を結びし妹背山 二人が中の黄金山 
花咲くえいこの このこの姥捨山 
峯の松風音羽山 入相の鐘を筑波山 東叡山の 月のかほばせ三笠山 
1:11:17 ●手踊り
ただ頼め 氏神様が可愛がらしゃんす 出雲の神様と約束あれば つい新枕 
廓に恋すれば浮世ぢゃえ 
深い仲ぢゃと言ひ立てて こちゃこちゃこちゃよい首尾で 憎てらしい程いとしらし 
1:13:48●鈴太鼓の踊り
花に心を深見草 園に色よく咲初めて 紅をさすが 品よくなりよく 
ああ姿優しやしほらしや さっささうじゃいな さうじゃいな 
皐月五月雨 早乙女早乙女田植唄 早乙女早乙女田植唄 裾や袂を濡らした 
さっさ 
1:16:08●鐘入り 
花の姿の乱れ髪 思へば思へえば恨めしやとて 龍頭に手を掛け飛ぶよと見えしが 
引きかついでぞ失せにける 

The Maiden at Dojoji Temple
◆Legend of Dojoji Temple
This is based on the legend of Dojoji Temple. There were handsome priest named Anchin and a young girl named Kiyo-hime.
They loved each other however, he choosed his faith over Kiyo-hime. But she could not forget him and continued to pursue him with great persistence. However, her love turned into a deep hatred and she turned into a fire-breathing big serpent.
The terrified priest ran to Dôjôji Temple and hid beneath its huge bell, which the abbot lowered over him. In frustration the serpent coiled itself around the bell and poured fire out from its mouth until the bell melted down and the priest burned to death.
Since then no women have been allowed to enter Dojoji temple.

◆Story
In Dojoji Temple, the cherry blossoms are in full bloom.
The dancer named Hanako who came to the Dojoji temple where a ceremony is held to celebrate the installation of a new bell which was destroyed by a big serpent. The monks are surprised by the appearance of a young woman at the temple. Hanako is a shirabyoshi (dancer) and says she would like to see the bell. Women are not allowed at the ceremony, but Hanako is eventually allowed in on condition that she perform for them. First she dances with a hat, then with a hand towel, then with one after another. Before long her dancing arouses some strange feelings in the priests for every time she changes her kimono she emits an weird atmosphere. Remembering the story of Anchin and Kiyo-hime, the priests begin to drive her out of the temple. However she climbs the huge bell, revealing herself to be serpent(the spirit of Kiyo-hime).
◆場所:歌舞伎座
◆Venue : Kabukiza
◆西川寛  
日本舞踊5大流派の1つ「西川流」宗家直門師範 扇若会会主
1982年横浜市生まれ 幼少時より父、西川扇三郎 祖母、西川扇豊より指導をうけ、18歳の時西川流の名取を戴く。以降人間国宝である西川扇藏師に指導をうけ、本格的に日本舞踊家の道に進む。 歌舞伎座 国立劇場等多数の舞台に出演する一方、芸者衆をはじめとする弟子の育成に力を入れている。 テレビ等での所作指導も担当。現在、新宿(東京)柏(千葉)守谷(茨城)会津若松(福島)にて指導中。生徒募集中なので、お気軽にご連絡ください。
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