陽人の法話:無財の七施(七つの施し) ~お金やモノがなくてもできる施し~

Описание к видео 陽人の法話:無財の七施(七つの施し) ~お金やモノがなくてもできる施し~

陽人の法話:無財の七施(七つの施し) ~お金やモノがなくてもできる施し~

【無財の七施】
1 眼施 温かい眼差しで接する
2 和顔悦色施 明るい笑顔で人に接する
3 言辞施 優しい言葉をかける
4 身施 身体を使って人のため、社会のために働く
5 心施 心遣い、心配り
6 床座施 場所や席を譲り合う
7 房舎施 自分の家を提供する

仏道実践とは釈尊が教えて下さったことを実践することに他なりません。

釈尊が説かれた、仏教徒のモットーとも言える六波羅蜜という教えがあります。実践すべき六つの修行が示されていますが、その第一番目が「布施」の修行です。

布施とは、見返りを求めないあらゆる施しのことを言います。布施には三種類あります。

財施(金銭による施し・募金など)、法施(仏教の教えを広める)、無畏施(人の恐怖心を取り除く・人を正しく導く)です。

冒頭に無財の七施を紹介しましたように、お金がなくても毎日の生活の中で心がけることによって様々な布施の修行を行うことができます。

是非「無財の七施」を大きな紙に書いて、冷蔵庫などに貼り、それを毎日見ながら心がけてみて下さい。

ではなぜ釈尊は布施の行を重んじたのでしょう。生きる上で悩みの原因となる煩悩、根源的な煩悩を「貪瞋痴」三毒と言い、生きていく時に最も気をつけなければいけないものだと釈尊は説かれています。

なかでも「貪り」という煩悩を取り払うことは至難の業です。食欲や睡眠欲など、人間は欲がなければ生きていけません。

しかしその欲が強すぎるとそれは「貪り」へと姿を変えてしまいます。このバランスをコントロールするのは非常に難しいです。

釈尊は「中道」まさに偏らない心を説かれました。欲がなければ生きてはいけないが、強すぎると不幸になる。

まったく無欲になるのではない、その間に答えがあるというのです。何をしても満たされない心や人をうらやむ心は、「貪り」という煩悩からきているのです。

その煩悩に侵されてしまうとお金や物がいくらあってもいつまでも幸せにはなれません。

「貪り」という煩悩から逃れる唯一の方法が「布施」なのです。なぜなら施しをすることで、自分の欲から離れられるからです。

そしてなぜか施しをすると感謝の心が湧いてきます。四国遍路でおせったいを下さる方は皆感謝の心でされていました。

自分に余裕がない時こそ人に対して手を差し伸べる。そうすると不思議と自分に余裕がうまれてきます。

「自利利他」とは、利他(他の為に行動すること)の実践こそが自分の幸せだという教えです。釈尊は布施によって偏らない生き方を示されているのです。

*************************************

■この法話を「Spotify」でもご視聴頂けます。
https://podcasters.spotify.com/pod/sh...

【Spotifyとは】
Spotifyとは、インターネット上にある音楽・音声ライブラリを楽しめるストリーミングサービスです。世界中のクリエイターによる数千万もの音楽や音声ポッドキャストを無料で楽しめる配信サービスです。「小池陽人の随想録」は「Spotify」でも音声配信をしています。

*************************************

【毎月、須磨寺にて法話をさせて頂いております】
毎月18日の10時からの護摩祈祷と写経会、20日と21日は11時半から奥の院にて、そして、21日は14時から護摩祈祷をさせて頂き、法話をさせて頂いております。

【須磨寺オフィシャルサイト】
http://www.sumadera.or.jp

【須磨寺 不動護摩供のご紹介】
   • 須磨寺 不動護摩供のご紹介  

【須磨寺「須磨の火祭り ~柴燈大護摩供 火生三昧火渡り修行~」】
   • 【須磨の火祭り ~柴燈大護摩供 火生三昧火渡り修行~】大本山 須磨寺  

【須磨寺:四万六千日 みあかり観音 灯明会】
   • 須磨寺:四万六千日 みあかり観音 灯明会  

【須磨寺音楽法要祭「夜音2017」】
   • 【須磨夜音2017 Official Movie ~真言宗と天台宗 平安の...  

【経木供養所「八角堂」落慶法要:大本山 須磨寺】
   • 経木供養所「八角堂」落慶法要:大本山 須磨寺  

■楽曲提供:小馬崎達也
Official site:http://www.mt8.ne.jp/~pangaea/
Youtube Channnel:   / pangaeamusicfarm  

#法話 #小池陽人の随想録 #仏教 #教え

Комментарии

Информация по комментариям в разработке