【整形外科医が教える！】外側上顆炎（テニス肘）に対する基本のストレッチ方法

肘の外側で筋肉が炎症を起こし痛みを生じる、外側上顆炎（テニス肘）の症状を軽減するストレッチの方法を　整形外科医が分かりやすく解説します。森整形外科リハビリクリニック
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0:00 ハイライト
0:15 外側上顆炎について
2:20 ①手首のストレッチ
3:41 ②手指のストレッチ
4:46 ③より痛みが強い場合の手首のストレッチ
6:58 まとめ
7:47 関連動画ご紹介


今回は過去に作成した上腕骨外側上顆炎のストレッチのリメイク版をお届けします。
外側上顆炎、別名テニス肘ともよばれます。
これはテニスのバックハンドストロークの動作を繰り返していて肘の外側が痛くなることからそうよばれますが、実際はテニスをしていない人にも多く発症します。
原因となるのは3つの筋肉、手首を反らすような動作をする①長橈側手根伸筋、②短橈側手根伸筋と手指を伸ばすときに働く③総指伸筋です。
筋肉が骨にくっつくところを腱といいますが、この腱の部分に細かい損傷をおこしたり炎症をおこしたりして痛みがでるのが上腕骨外側上顆炎です。
ちなみに上腕骨外側上顆とはこの３つの筋肉がくっつく場所のことです。
外側上顆炎になってしまう原因は大きく二つ。
ひとつは腱そのものが年齢とともに劣化して傷つきやすくなること
もう一つは傷ついた腱が回復する力が衰えてしまうことです。
使う負担とそれを治す自己修復力のバランスで方向がきまります。
自己修復力が上回れば腱は修復に向かい痛みが軽減するのです。
外側上顆炎の痛みを軽減するのに最も重要なことの一つがストレッチです。
筋肉そのものの柔軟性をたかめることによって腱にかかる負担を減らすのが目的です。
今回は２つのストレッチをご紹介します

① 手首のストレッチ
② 痛みが強いときのストレッチ。
是非毎日繰り返してみてください。

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