【工房訪問】工藤和彦(くどうかずひこ)さん 北海道旭川の陶芸家 「見つけるのは自分」

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工藤和彦工房訪問 「見つけるのは自分」

北海道の自然と向き合い、自身の手で掘り出した土を使い、北の風景を宿した作品を生み出す陶芸家、工藤和彦。
うつわの材料は、二億年も前に「黄砂」が飛来して堆積した奇跡の粘土。
仕上げの釉薬には、身近な地域で伐採された天然の木々の灰を調合したものを使用。
「白樺ホワイト」には白樺の木の灰、「黄粉引」「緑粉引」にはナラやイタヤカエデの木の灰を使用しています。
また、オホーツク海で採れたホタテの貝殻とともに焼いた作品は緋色を発色。
渚滑(ショコツ)川の石を砕いて生み出した釉薬はグレー色になり、北の海へとつながる水の流れを感じさせます。
どの作品にも自身で読み取った風土の特性、可能性が真摯に引き出されています。

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◆作家紹介
工藤和彦 / Kazuhiko Kudo
北海道 旭川市在住 1970年 神奈川県生まれ。
1986年 工業高校のデザイン科に進学中に陶芸の魅力を知る。陶芸のクラブ活動に入る。高校時代から瀬戸、常滑、信楽、備前などの焼き物の産地を巡り、多くの陶芸作家を訪ねる。 1988年 信楽焼神山清子先生に師事。 1991年 滋賀県内の福祉施設で作られたアウトサイダー・アートに興味を持ち、福祉施設で陶芸の職業指導員となる。 1993年には、北海道剣淵町の福祉施設の開設に伴い、窯業の指導員として迎えられる。剣淵町の地元粘土に興味を持ち研究を始める。 1996年 福祉施設職員を退職し、個人作家として独立、剣淵町に自宅兼工房を設け、主に北海道北部の土石原料の調査を行う。 2001年 旭川市当麻町に移住。木灰による釉薬、焼成温度と還元雰囲気を微妙に調整し「黄粉引」が完成する。 2002年 東京サボア・ヴィーブル個展。旭川市東山に移住する。旧旭川温泉の環境整備、改修を始める。その後、建物と周辺の土地4000坪を含めて取得する。 2003年 うつわの全国公募展にて「黄粉引平片口鉢」が料理研究家の栗原はるみさんによって、「栗原はるみ」大賞に選ばれる。この片口シリーズは後に、クラフトセンタージャパンの選定品にもなる。 2006年 アール・ブリュット・フォークアートを主体としたアートNPO ラポラポラを設立、代表となる。その後、滋賀県のNO-MAの企画展、道立旭川美術館での「アール・ブリュット交差する魂展」(2007年)「アロイーズ展」(2009年)などの企画・アートディレクターを務める。 2013年 ヨーロッパ最大の陶磁器の祭典Tupiniers du Lyon に日本人として初参加。 2015年 登り窯を完成させ、薪窯焼成を始める。 2016年 NEWYORK『SARA』での展覧会に出品。 2017年 旧旭川温泉を「ウラヤマクラシテル」として命名し、ギャラリーを設ける。 2023年 アートスペース油亀企画展 工藤和彦のうつわ展「見つけるのは自分」個展開催。

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◆工藤和彦作品の特徴
黄粉引シリーズ
四万五千年の歳月をかけて、北海道剣淵(けんぶち)町に飛来した「黄砂」が体積して培われた粘土。年代は二億年前のもの。自然と向き合い掘り出した古代の土から、その風土の特性、可能性を引き出した美しい黄色を生み出した。作品の中に見える緋色(赤色)は、オホーツク海で採取されたホタテ貝の貝殻が窯の中で変化して発色したもの。

緑粉引シリーズ
北海道の森の深い緑を追求。10年間の研究を重ねて開発した独自の技法により、艷やかな光沢の下に、奥行きのある濃淡を生み出している。

白樺刷毛目シリーズ
工藤和彦のスタジオの周りに自生する白樺の木々。その木々を燃やした灰を釉薬の材料として使い、日本の伝統的な筆を用いた技法で白樺の樹皮を表現している。焼き上がった表情は、まさに、白樺の木々を思わせる。

白樺ホワイト
工藤和彦が住む旭川の冬は日本で一番寒いエリア。時には氷点下30度にもなる極限の世界では、すべてが雪に覆われる。陽の光によって青から白、白からピンクへと変化していく雪原を思わす、自然の力を纏った表情が特徴。

オホーツクショコツシリーズ
北海道の東に広がるオホーツク海。渚滑(ショコツ)川の石を砕いて生み出した釉薬は、オホーツクの荒々しい海の景色を思わせる。

※粉引とは
赤土で成形した生地に白い化粧泥を施し、釉薬を掛けて焼成した陶器です。
表面に白い粉を纏ったような柔らかな表情を持ち、使い続けることで風合いを増していくうつわです。
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■お問い合わせ
アートスペース油亀
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