不安症の薬物療法

● 不安症とは？
電車の中で息苦しくなる。
人前で話そうとすると動悸がひどくなり汗が止まらない。
このように、人が多くいる場所や人に注目されることで
強い恐怖感と苦痛を感じ、日常生活に支障がでる状態の総称を示します。
（パニック障害や社交不安障害、全般性不安障害などを含む）

現在では、10人に1〜2人かかるともいわれている不安症。
「こころ」はもちろんのこと、身体にもさまざまな症状が現れます。
例）胸がしめつけられる、体が震える、めまい、窒息感、
自分をコントロールできない恐怖感、否定されることや死への恐怖感
脱力感、手足の痺れ、頻尿、のどが渇く、不眠症、頭痛 etc...

はっきりとした原因はわからず、
以前は「気にしすぎ」「心配性」とされることもありましたが
不安症はれっきとした精神障害の１つです。

気持ちや性格の問題と決めつけず、
カウンセリングを受けてみたり、客観的に状況を捉えてみるなど
自分が休める環境を整え、深呼吸をして自分自身に安心感を与えてあげましょう。

今回は「不安症の薬物療法」について簡単に解説します。


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VOL.5 不安症、強迫症
■ 不安症、強迫症とは：不安障害の歴史と概念、分類、
総体的な疫学・有病率、病因（心理的要因、環境的要因、遺伝素因、生理学的要因）
■ 主な病型と特徴：社交不安症、パニック症、広場恐怖症、
全般不安症、強迫症について、特徴、発症と経過、依存症など
■ 診断と治療：パニック症、全般不安症
強迫症を中心に、診断基準、鑑別診断、薬物療法、心理社会的治療（認知行動療法、森田療法）
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かかりつけの医師をはじめ、医療従事者、
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