古代ギリシア戦記『ペルシア帝国のスキタイ遠征とアテナイ民主政の誕生』～ペルシア戦争～

紀元前513年、ペルシア帝国の王権を簒奪したダレイオス大王は領土拡大政策に乗り出した。第二次北方遠征の戦略目標は黒海沿岸を支配するスキタイ人の征服であった。70万に及ぶ大軍勢を率いたダレイオスは帝国最西端に位置するギリシア人諸都市『イオニア連合』に援軍を求めた。

常勝のダレイオスにとってスキタイ遠征は万全の備えをもって遂行されており、大王はボスポラス海峡の絶景を堪能しながら進軍していた。だが、ダレイオスは『最大の強敵』の全貌を未だ把握していなかった…。

一方、西方のギリシア本土では変革の時代が到来していた。震源地となったのはスパルタに並ぶ強国『アテナイ』であった。

ギリシア全土に吹く自由の風は、大いなる試練の始まりを告げようとしていた…。

【古代ギリシア戦記 ～ペルシア戦争～ 年表】
紀元前513年～紀元前498年
00:00 ： ペルシア帝国の第二次北方遠征
06:10 ： ナクソス包囲戦とミレトスの反乱
09:41 ： スパルタへの援軍要請
11:34 ： クレイステネスの改革
14:09 ： 史上初の民主政樹立
16:23 ： エンディング『世界の始まり』

【参考文献】
　『歴史』ヘロドトス 松平千秋訳
　『神統記』ヘシオドス 廣川洋一訳
　『ギリシア神話』アポロドーロス 高津春繁訳
　『世界史』ウィリアム・H・マクニール
　『戦争の世界史』ウィリアム・H・マクニール
　『戦争の起源』アーサー・フェリル
　『戦争の世界史大図鑑』R・G・グラント
　『古代ギリシアの戦い』ヴィクター・デイヴィス・ハンセン
　『オデュッセウスの記憶』フランソワ・アルトーグ
　『古代ギリシアとペルシア戦争』ジャック・キャシン‐スコット
　『遊牧民から見た世界史』杉山正明
　『古代ギリシアの民主政』橋場弦
　『古代ギリシアの歴史』伊藤貞夫
　『ギリシア神話』西村賀子
　『アケメネス朝ペルシア』阿部拓児
　『ペルシア帝国』青木建
　『ペルシア戦争 自由のための戦い』馬場恵二
　『帝国の崩壊』鈴木薫
　『世界歴史 古代西アジアとギリシア』共著
　『古代ギリシア人の戦争』市川定春

【動画内画像】
　Wikimedia Commons
　Pixabay

【動画内音声】
　Voiced by https://CoeFont.cloud
　汎用式概念　ろさちゃん（CoeFont）

【動画内BGM、効果音】
　BGM：Riddle of the Chimaera(DTMでヘヴィ・メタル‼)、Fukagawa、PeriTune
　効果音：OtoLogic、効果音ラボ、効果音辞典、VSQ plus+、小森平、On-Jin～音人～
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