【4K】「街行く路面電車」京都・京福電気鉄道(嵐電)

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色違いの車両をつなげ、京福電気鉄道の路面電車が新緑の京都の街を行く。嵐山を背景にした街区を走るためか、京都の人は親しみを込めて、この電車を「嵐電(らんでん)」と呼ぶ。
 路面電車の連結運転は珍しい。嵐電も朝の通勤通学時と土日の乗客の多いときだけだが、紫や茶一色、緑とクリームのツートンなど色が違う車両が連結されて走る姿は、なかなか楽しい。
 京都市は昭和40年代まで市営と2つ私鉄の3社の路面電車が街中を行き交っていたが、利用客の減少などでまず昭和53年に京都市電が全廃。平成9年に京阪の路面電車区間が地下鉄に置き換わり、全路線の4分の1(約3km)が路面電車の嵐電は、最後の生き残りとなった。
 市中心部の四条大宮が始発駅だ。ホームに向かうと「遠山の金さん」が描かれた太秦映画村のヘッドマークを付けた紫の電車が乗客を待っていた。観光スポットの映画村や美術館、寺社仏閣が沿線に多く、乗ったとたん観光気分に心が浮きたつ。始発駅から5分ほど西へ走ると、車と並走する路面電車区間に入った。鳥居や寺院の甍(いらか)が視界に入ってくるのは、いかにも京都らしい。
 新型コロナの感染拡大前は、乗客の3割が外国からの観光客だったという。今は利用客が減っているが、運輸係長の宮本和義さんは「一番の願いは沿線の方に長く乗ってもらうこと」と話してくれた。
 京都で唯一の路面電車となった嵐電。街や地域を行き交う人の足として走り続けている。

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