「THE ROYAL EXPRESS」 機回しの課題 南稚内折返し

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※ 動画内文書で、牽引機が「DE10」の記載がありますが、正しくは「DE15」です。
 訂正いたします。
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宗谷本線 南稚内に「THE ROYAL EXPRESS」が到着。
昨年(2023)より新設の「HOKKAIDO 日本最北端の旅」
3泊4日の壮大なツアーの2日目です。最低価格が一人850,000円。

列車の南稚内到着が15:28。時刻が近くなるとホームに大勢の方が規則正しく勢揃いされます。普段は人影の少ない、一日数本の列車が着くときにぽつんぽつんと人の流れが起こる程度の駅です。その駅に、何事かと思うほどの多くの人。何やら小さなお祭りが始まるような感じです。
ホーム中ほどにマスコットが居ます。稚内のゆるキャラ「出汁之介」。体はゴマアザラシ、手足は昆布ということ。でも「出汁之介」とは凄い名前。愛嬌ある名前(宗ちゃん、宗之介とか・・・)でも通じるような姿のような気も・・・
 2両の黄色のディーゼル機関車に牽かれた「THE ROYAL EXPRESS」が入線。
 「出汁之介」もはしゃぎます。

コス高列車ならではの、十分に人手をかけたおもてなしです。一度は乗る側でこのような盛り上がりの中に居たいものです。

  「THE ROYAL EXPRESS」を下りたお客は駅前からバスに乗換え、宗谷岬の観光に向かいます。ホームには熱心なレールファンの方、それからJRの作業員が大勢控えていて、人影は絶えません。列車自体はこれからが慌ただしくなる時間帯なのです。
明日に備え、機関車を帰路の旭川側に付け替える作業が行われます。
まず、ディーゼル機関車(DE10)を列車から解放します。
そして機関車は一旦稚内方面に退きます。

 宗谷本線の終着は稚内ですが、鉄道の駅としては、一つ手前のここ南稚内の方が、交換設備もあり駅舎、ホーム連絡橋も存在して駅らしい駅です。街の中心はこちらの方で、飲み屋さん街、いわゆる繁華街に近いのも南稚内の方です。
 「THE ROYAL EXPRESS」が着発するのも南稚内で、列車はこの先の車庫で一泊して翌日の営業に備えます。
稚内方向に退いた機関車が、再びホームに接近。
帰路は進行方向が逆になるので稚内側に退いた機関車が再び駅ホームに接近します。
往路とは反対の旭川側に付け替える作業が行われます。
対向ホーム中ほどでいったん停車。
 機関車は重連で「THE ROYAL EXPRESS」を牽引します。機関車牽引の列車が貴重な上、さらに重連で牽引という魅力があります。ファン垂涎の的ですが、もし塗色が国鉄色だったり、またはかつての北斗星の牽引機の青色塗色だったりしたら、沿線撮影者で大きな盛り上がりになっていたかもしれません。豪華ツアーの性質を考えると現塗色が適したところでしょう。

「THE ROYAL EXPRESS」は本来、架線下を走る電車です。非電化区も走る北海道のツアーでは電車であることを封印し、機関車牽引の客車列車として走ります。電源車を1両付けて、照明や空調など客車で必要な電源は供給します。通常8両固定編成ですが、電源車の容量の関係で、北海道では3両外して5両編成での走行となります。

 ちょうど遠くに見える海の上、礼文島からのフェリーが稚内に入港。白い船体が小さく見えます。

 機関車は対向ホームの線路を走り、旭川方面に一旦通り抜けます。
 そして、再び駅ホームに接近します。
 「THE ROYAL EXPRESS」の旭川側に連結。

列車運行の課題はこの機回しがあることでしょう。
「THE ROYAL EXPRESS」が末端の路線にも入ってほしいところ。
富良野線や花咲線(根室本線釧路―根室間)になど。機回しの手数を考えると現状が精一杯かもしれません。(宗谷本線の名寄以北入線は大健闘)
南稚内で目にして、機回し作業もイベントの一環(見る側にとってですが)で、魅力高揚になっていると思います。観光列車の傾向は短編成気動車化の方向にあるようですが、長編成機関車牽引列車の企画も発想のどこかに置くことも、是非ともあってほしいものです。
(消えないでほしい)
 「THE ROYAL EXPRESS」は車庫に入庫し、明日復路の豪華旅行に備えます。

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