【練習記録】ピアノ／ドビュッシー：月の光

練習中：51小節目～58小節目
「これしか弾けない」と「ここまで弾けた」と、
大した違いはないかもしれないけれど、気持ち的には、大分違う。
謙虚と卑屈は、紙一重。
「弾けてるジャン!!」と褒めてくれる人もいれば、
「全然ダメね!!」と手厳しい人もいるだろう。
他人の目だったり、他人の言葉だったり、
気にしないようにと思っていても、気になってしまうもの。
人は、本能的に、集団から切り離される事を恐れるのだろう。
生存本能だったっけ？
それはそれで、上手くやれるのなら、それに越した事はないのだけれど、
気にし過ぎて、自分を見失ってしまっては、本末転倒。
とは言え、自分で自分を支えるのも、これまた、難しい。
ちょっとした事で、弱気になってしまったりする。
だから、自分を支えてくれる... 手助けしてくれる存在というのは、
本当にありがたいなって、そう思います。
卑屈になってしまうと、そういう人たちの声も届かなくなって、
自分も、一時期、人間不信みたいな状態になったりもしましたが、
自分から、他人を遠ざけて、疑心暗鬼になっていたように思います。
本当に紙一重です。
特に、心身共に疲弊して、弱ってくると、危ないです。
簡単にダークサイドへと堕ちていきます。
だから、物事を悪い方向に考えがちの時は、休むようにしています。
しっかり食べて、たっぷり寝る。
その上で「ここまで弾けるようになったぞ!!」くらいに思えているなら、
きっと、まだ、大丈夫だ。