通天閣からダイブ! 「Dive&Walk(ダイブ&ウォーク)」体験会

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大阪・新世界の観光名所、通天閣(大阪市浪速区)に今夏、高さ約26メートルのタワー中層部でアスレチックなどが楽しめる新施設「Dive&Walk(ダイブアンドウォーク)」が開業するのを前に3日、内覧会が行われた。2年前に開業した巨大滑り台に続く新施設で、運営会社は「コロナ禍からの復活に向け経済回復を後押ししたい」としている。
 運営する「通天閣観光」によると、新施設は通天閣3階の中間展望台の屋上(高さ約26メートル)を主に活用。平均台や飛び石など数種のアスレチックが取り囲む外縁部分「ウォーク」と、高さ約40メートル地点の飛び込み台から中間展望台の屋上へ約14メートルの高さを垂直に飛び降りる「ダイブ」からなる体験型施設だ。

 同社の高井隆光社長は「『タワーは見るだけの場所』とはもう言わせない。来年の関西万博に向け訪日客を引きつけ面白さを伝える施設にしたい」と意気込む。

 新型コロナウイルスの感染拡大により、通天閣も令和2年4月に一時休業を余儀なくされ、再開後も来場者数の低迷が続いた。だが、「観光の起爆剤」として2年前、全長60メートルの巨大滑り台「タワースライダー」を開業。年間20万人が訪れる人気ぶりに「手応えを感じた」という。

 観光庁がまとめた昨年の訪日客数も2506万6千人(前年比6・5倍)と、新型コロナ流行前の令和元年の約8割まで回復。訪日客の消費額も5兆2923億円と過去最高を更新した。高井社長は「コロナ禍から日本全体が復活を遂げつつある。新たな目玉で大阪の観光を牽引(けんいん)していきたい」と話していた。
 開業は今夏の予定で、料金は未定。ハーネス(命綱)が装着できる身長120センチ以上、体重25キロ以上120キロ未満の人が利用できる。

 新世界の街並みを見下ろす地上40メートルからのダイブ。3日の内覧会では事前体験会が行われ、「高所も絶叫マシンも平気」と自負する記者が体験した。

 ヘルメットと頑丈なハーネスを装着。外気は一段とひんやり感じられ、眼下の景色に防護壁もない高所にいる実感がじわじわとわいてくる。先行者の「怖い!無理!」という絶叫も…。

 中間展望台屋上外縁部に広がる「ウォーク」。平均台や飛び石が設けられたアスレチックも、バランスを崩せば展望台の下へ転落しそうと錯覚し、スリル満点。地上からこちらを見上げる人の姿がとても小さい。
 ウォークを抜けてタワーの内階段を上り、ダイブ用の「飛び込み台」があるフロアへ。鉄製の格子状の床は下層部が透けており、緊張が高まる。係の人に上部の滑車とハーネスをつないでもらい、台の先端部へ。足がすくむ。飛び出す着地点との落差は約14メートルだが、地面は40メートル下のため、恐怖心をあおられる。

 「3、2、1、ダイブ!」。かけ声に意を決し、一歩を踏み出した。一瞬の浮遊感の後、すぐに滑車の抵抗を受けて落下速度が落ち、マットの上へ無事着地。足に力が入らず、尻もちをついてしまったが、極限の恐怖を乗り越えれば空に飛び立つような爽快さ。ストレスも吹き飛んだ。(木ノ下めぐみ)

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