【掛川市】 八坂神社祇園祭 宵宮

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静岡県掛川市の南部、中地区の「八坂神社祇園祭(県指定文化財)」です。かつて中(なか)という村(中村四ヶ郷)であったため、神社は「中八坂神社」や「中村祇園社」、「中村のお天王様」などの呼称もあります。夏に行われるべき祇園祭が、秋の時期に行われる(明治以降秋に移動)のは農村地帯で農閑期に行わざるを得なかった事情があるようです。
映像は大祭(本祭二日目)を翌日に控え、地域の中心的な寺院である満勝寺に参拝する様子です。この一帯は徳川家康が遠州(静岡県西部)支配の要であった高天神城(武田家が支配)を攻略するために築いた6砦のひとつ、中村砦の付近です。神輿は一週間ほど前(かつて旧暦6月7日)に御仮屋(御旅所)である八坂神社旧社跡(元宮)に渡御しており、大祭の還御(旧暦時代は6月14日)まで留め置かれている状況です。このため、この日の山車は町内周りや他町への巡行が主となります。中地区は毛森・公文・下方・高塚の4町で構成されていますが、満勝寺にいちばん離れた毛森は日中に参拝を済ませています。満勝寺は祇園祭を当地に伝承指導した日蓮宗寺院で、大祭当日にも参拝する場面があります。宵宮に行われる参拝については、過去の祭礼運営にあたり領主と発生したトラブルを寺が仲裁したことがきっかけ、との言い伝えがあります。言い伝えには他にも「泣き宮」の伝承があり、御祭神が泣き悲しむことから当祭礼には雨がつきものとされ、実際翌日は雨の一日となりました。
山車は遠州(静岡県西部)中東部でよくみられる一本柱万度型の二輪屋台(遠州では花屋台と呼ぶのが一般的)です。夜装の提灯万燈はこの宵宮のみでみられる略装で、大祭の山車人形に提灯の正装姿とは異なるものです。

御仮屋(御旅所:青谷) 1:33
夜支度(姿替え) 9:14
満勝寺参拝 18:38

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