1974年 すすきの初のデパート「札幌松坂屋」オープン 夜の街に昼の顔を…【北海道映像アーカイブ】

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11月30日、すすきのに新たなランドマーク「COCONO SUSUKINO(ココノススキノ)」がオープンします。すすきの交差点に面した、まさに玄関口。ここにすすきの初のデパート「札幌松坂屋」が誕生したのは1974年ことでした。HTBに残るアーカイブ映像で、当時の様子と関係者の声を伝えます。

1974年6月8日、子どもたちの鼓笛隊による演奏とともに、華々しくオープンした札幌松坂屋。すすきのに初めて誕生したデパートです。エスカレーターを上がると、まさに黒山の人だかり。大勢の買い物客でにぎわいました。松坂屋の社長がHTBの取材に答えていました。

松坂屋・伊藤洋太郎社長(当時):「札幌松坂屋は休みも木曜日にいたしまして、ちょうど狸小路商店街のお休みが木曜日でございまして。狸小路の流れと私どもが同じにさせていただいて。大通から参りましても、そんなに時間がかかるわけではございませんし、大通の次がすすきのの地下鉄駅でございまして、私どもに直結しているものですから、狸小路商店街さんとご相談申し上げまして、私ども休みを同じにして協調してやっていきたいと考えおるわけでございます」。

札幌松坂屋がオープンした1974年といえば、ちょうど前の年から始まった第1次オイルショックの真っただ中。日本の高度経済成長は終わったとされていますが、札幌の中心部はにぎわっているようにも見えます。

当時、札幌松坂屋の進出を、近隣の商店街などはどのように受け止めていたのでしょうか?札幌狸小路商店街振興組合の当時の理事長は、松坂屋のオープンによる相乗効果を期待していたようです。

札幌狸小路商店街振興組合・中山大五郎理事長(当時):「松坂屋がオープンすることは、見通しを見た上で調整しているわけですから。東急の時より狸小路にはプラスだと思う。東急は相当、狸小路より離れておるゾーンであるし、松坂屋の場合は狸小路と近い所にある核店舗という意味でゾーンなんですね。そのゾーンの中で核店舗であるという意味で、相当、南1条・大通を加えたものは、松坂屋オープンに多少向こうに引っ張られると思うけれども、松坂屋自体が西、南から引くお客が大きいと思う。これは松坂屋だけで買い物が終わるということはないから、当然、跳ね返りが狸小路に出てくる。こういう関係からすると、多少、松坂屋がオープンすることによって、今までよりはプラスじゃないかという考え方もできますね」。

一方、当時から歓楽街として広く知られていたすすきの。ここを「夜の街」だけで終わらせたくはないという思惑もありました。

札幌薄野ビルヂング協会・久末鐡男会長(当時):「私どもは松坂屋さんが出来ることによって、すすきのは大きく変化するだろうと考えております。すすきのは北海道で代表的な夜の歓楽街であると。ビルもたくさんあります。そうい所に昼の顔といわれる松坂屋さんが出てくることによって、各ビルが昼も使われるということになりますと、これは全くメリットとしては大変なことだと私どもは考えておるわけです。従って、当然、すすきのは夜と昼を兼ね合わせて大きく変貌するだろうと、私どもは考えておるわけです」。

しかし、こうした期待とは裏腹に、業績は低迷。札幌松坂屋は1979年、わずか5年で営業を終了しました。

その後、「ヨークマツザカヤ」「ロビンソン百貨店札幌」「ススキノラフィラ」と、時代とともに名前や経営者を変えた建物は2020年に取り壊され、2023年秋、新たな大型商業施設「COCONO SUSUKINO」として生まれ変わります。

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