「知床には行きたくない」ツアー客のキャンセル 修学旅行の目的地変更も 揺れる北海道観光 もうひとホリ 2022年5月20日放送

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4月23日の事故から間もなく1か月。
北海道の観光が揺れています。
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5月20日 石黒 拓海 記者 (北海道斜里町)
「知床の海をまわる大型観光船「おーろら」が出航しました。
この便は観光客およそ15人を乗せて
知床の海をまわります」

大型観光船「おーろら」は夏のシーズン、
斜里町のウトロ漁港を拠点として運航します。

「KAZUⅠ」の事故以降は
「おーろら」の営業をすべて見合わせ
捜索活動にあたっていましたが
客からの要望もあり、今日から営業運航を再開しました。

沈没現場の海域までは行かず
「カムイワッカ湯の滝」で折り返す
1時間半の短いコースです。

石黒 記者
「船のデッキに並んでいるのは 膨張式の救命いかだです。
万一の際には船の最大定員390人が乗れる備えになっています

「おーろら」の運航会社は今月に入り
ホームページを更新しました。

安全への取り組みを知ってもらおうと
救命設備や船体の検査方法を公開。
無線や衛星電話などの通信設備まで詳しく紹介しています。

道東観光開発 高橋 晃 社長
「船に乗ることがが怖いですとか、信用を失ったとは思う。
ここで知床の観光の灯を消すわけにはいかない」

事故の影響は斜里町だけではありません。

ウトロから南に80キロ。
北海道弟子屈町(てしかがちょう)川湯温泉のホテルです。

川湯観光ホテル 中嶋 康雄 社長
「4月ですね「どうみん割」も始まりました。
新型コロナ前の数に戻りつつあるという
動きが出てくる中で 知床ですね。お客様の気持ちとして
今行くのは避けようということがあるとすれば
それは川湯温泉にも 直ちに影響することでありますので」

道東の真ん中に位置する川湯温泉は
知床にアクセスしやすい「湯どころ」として人気ですが
事故を受けてツアーの参加を
キャンセルする客も出ていると言います。

中嶋 社長
「うちに泊まっていただいて次の日の朝、
知床を目指すという方は本当にたくさんいらっしゃいます。
東北海道全体の訪れていただくお客様が
全体的に減る可能性はあるのかなという気がします」

訪れた観光客からも「知床離れ」を感じる声が聞かれます。

観光客
「知床は事故があったから気の毒だから行かない」
「船に乗ろうと思っていたんですけど、
今回事故がやってやめました」

知床から西に340キロ、小樽市の日本海です。

コバルトブルーの「青の洞窟」に船を出す
「龍宮クルーズ」は運航開始から33年。
今では小樽観光の定番になっています。

事務所に定点連絡する船長
「おつかれ様です。洞窟出て今戻りますので異常なし」

日本海の荒波で浸食された断崖絶壁をめぐるコースは
知床の海のイメージと重なる部分が多く、
観光船の会社に対する信頼が揺らいでいると社長は嘆きます。

竜宮クルーズの運航会社 海老名 敏雄 社長
「(予約キャンセルは?)若干ありますね
運航基準をきちんとしているので 無理に出航しない」

客の不安を払拭するためにこの会社では、
安全管理の徹底をSNSでアピール。

整備工場の内部から、コース全体が携帯電話の
通話エリア内であることまで情報を公開し、
観光客の信頼を取り戻したいと考えています。

乗客
「すごくきれいで感動しました。
安心して楽しく乗れました」

この会社では運航中、
事務所には運航管理者の社長が必ず待機し、
緊急事態にはすぐに出港できるようスタンバイしています。

当たり前のことを当たり前に実践する。
スタッフらは気を引き締めています。

海老名 社長「(安全管理の)基本は基本なんで。
その通りにやっている。
とにかく(観光船業界)全体のレべルアップを
しないといけないのはある」

#北海道 #ニュース #HBC

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