一流の料理人を夢見て 道場六三郎さん校長の専門学校で奮闘 石川県白山市

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一流の料理人を夢見て、道場六三郎さん校長の専門学校で奮闘

料理の鉄人、道場六三郎さんなど一流の料理人が講師を務める専門学校が白山市内にあります。
ここで夢の実現にむけ奮闘する学生を取材しました。
次々と注文が入る人気のレストラン。働いているのはすべて専門学校の学生です。白山市にある学生レストラン「ゴールデンエッグ」金の卵を育てるレストランという意味が込められています。
ランチはワンドリンクとデザートがついて９００円。市内の人や企業はさらに２００円割引かれるため地元客を中心ににぎわいます。メニュー開発や食材の仕入れ、下準備など運営のすべてを学生自ら行っています。料理長を任されているのは、黒谷響喜さん。「レストランがあるのはこの学校の強みだと思う」
国際調理専門学校。学校長は、料理の鉄人として知られる道場六三郎さんです。この専門学校、２年制で定員は４０人。一流の料理人から指導が受けられるとあって全国各地から学生が集まります。黒谷さんもその１人。
道場校長が学生にレストランを任せるのはそんなプロ意識を持たせるためです。実は黒谷さんが料理人を目指したのは高校２年生の時。それまでしたことのなかった料理を、初めて家族のために作ったことがきっかけです。
「（一度）家族にご飯をふるまったら喜んでもらってそれが自分として嬉しくて他の人にも感動を味わってほしいとおもって料理人を目指しました」自宅で読むのは、料理に関する本ばかり。常に新しい材料やレシピを研究します。学生でありながらプロ意識がすでに根付いています。
真摯に料理に向き合う黒谷さんの姿勢が世界で活躍するイタリアンシェフ、奥田政行さんの目に留まりました。来年春からは奥田シェフのもとで夢への第一歩を踏み出します。
「自分にとって料理は人を笑顔にする一種のツール。（将来は）シェフと地元の人がわいわいにぎやかに楽しい、そんな店にしたい」「ゴールデンエッグ」レストランで切磋琢磨した金の卵が大きく羽ばたきます。

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（2021年7月6日放送）
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