ゲリラ雷雨直撃「足立の花火」 直前中止に会場悲鳴…稲妻走る 40万人大混乱【羽鳥慎一モーニングショー】(2024年7月22日)

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 東京の足立区で40万人が集まる花火大会が開始およそ20分前に中止となりました。主催する足立区は落雷の恐れがあったからだと説明をしています。

■警戒水位を超え…「恐怖」

 21日は全国221の地点で猛暑日を記録。熱中症警戒アラートも今年最多となる34の府と県に出されました。一方、この猛暑の影響で週末各地でゲリラ雷雨が発生。都内の空に何度も稲光が光ります。

 20日午後6時すぎの国立駅前では、ずぶ濡れになりながら走る人や手に持った買い物袋を傘代わりにしている人などの姿が、突然の大雨だったことを物語ります。

 上野駅では停車中の電車の中にまで雨が入ってきています。

 埼玉でもゲリラ雷雨は深夜にも…。

撮影者
「職場から帰ろうとしていたんですれども、ゲリラ雷雨にあってしまって」

 東京・中野区では激しい雨で、歩行者の足がつかってしまうほど道路に水があふれています。

 品川区と目黒区を流れる立会川では、21日未明、警戒水位を超えました。

撮影者
「めったに見ないくらいの大量の水が流れてきて、恐怖を感じました」

■河川敷はスペースなし「足立の花火」

 打ち上げ開始までまだ5時間近くありますが、日傘を差して花火を待ちわびる人や、テントを準備して暑さ対策万全なグループもいました。

40代女性
「やっと狭いけど、確保した感じです」
「(Q.どこを確保?)ここです」
「(Q.長細い)一番見やすいかなと。あと、帰りやすい場所がいいんで」

 帰りやすさを優先して場所取りをしたのには理由がありました。荒川の河川敷から1万3000発の花火が打ち上がる「足立の花火」。去年は74万人もの人が来場しました。

40代女性
「去年は私、仕事の帰りに来て。ここに上がれなかったんです。(人が)すごすぎて」

 去年、帰宅に苦労した経験から、道路に出やすい場所を選んだのだといいます。今年は去年よりも交通規制を拡大。会場から北千住駅までは徒歩20分ほどかかります。

 打ち上げ開始まで2時間。一部交通規制が始まった駅前では混乱が起き始めていました。

 会場に向かう道は奥まで大混雑。屋台の前で立ち止まる人もいて、ゆっくりとしか進むことができません。

 打ち上げ開始まで1時間。禁止エリアで“立ち見”をしようとする人たちに、警察官と警備員が声をかけ誘導していました。

 河川敷へ向かう道は大行列がどこまでも続きます。階段を上ると、かなりの人たちが集まってきています。DJポリスも出動し、誘導にあたります。

誘導する警察官
「このまま橋を越えても十分なスペースはもうありません」

 その橋の向こうは、見渡す限り河川敷を埋めつくす人々。打ち上げの瞬間を待っていました。

■トラブル続々…そして「中止」

 打ち上げ予定の時間前にはトラブルも。猛暑日のなか、警備員が歩道の端で倒れてしまっています。ガードパイプに乗せた腕はだらりと垂れ、力が入っていません。警察官が走って氷を持ってきます。

 その後、救急車で大混雑の道路をかき分けるように運ばれていきました。さらに花火会場では、立ち入り禁止の場所に張られたシートが会場スタッフによりはがされ、端の方に置かれていました。打ち上げ予定時間が近づいてくると、渋々シートを回収して戻っていきます。

 さらに、こんな場面もありました。


「(立ち入り禁止のネット)張ってなかったんですよ!それだったら前日に張らないとだめですよ」

スタッフ
「案内もいろんなところでしてるので、ここはダメなんですよ」

 客とスタッフが口論になっていました。


「何おっしゃってるんですか?」

スタッフ
「(規制は)12時からって聞いてたんで」


「嘘!それは。私4時に来たんですよ!」

スタッフ
「それ以上言われても、きょうは対応できないので。すみません」

 その後スタッフの説得により観覧エリアへ案内されていきました。

 打ち上げまで30分前。カップルが乾杯しようと飲み物を注いでいると…。

会場アナウンス
「雷が近づいてまいりました。大変危険と判断いたしまして、この時点で本日の花火大会は…中止と判断させていただきました。大変申し訳ありません」

 打ち上げ開始20分前に突然告げられた花火大会中止のアナウンス。

警察官
「足立区の花火大会は中止です!足立区の花火大会は中止が決定しました!」

 中止のアナウンスを受け、観客が一斉に大移動。階段付近に人が集中し、先に進めない状態に。そして雷が鳴りました。

 さらに、置き去りにされたレジャーシートがある一方で、会場にはかたくなに傘をさしてシートの上から離れないグループもいます。

■人、人、人…駅周辺は大混乱

 激しくなる雷と雨。しかし、帰り道は大混雑でなかなか進むことができません。当日の観客数は40万人。会場の荒川河川敷から人が一斉に駅へと向かいます。

警察官
「立ち止まると大変危険です。前の方に続いてゆっくりとお進みください。ゆっくりとお進みください」
 
 北千住駅に近付くにつれさらに人は増えていき、駅までたどり着いたとしても一気に人が押し寄せたため、駅への入場は2階の歩道からだけに制限されました。

 その歩道に上がるための順番を待つ行列が延々と続きます。順番を守る人がいる一方で、しびれを切らしたのか誘導を無視する人も。

 2階に上がるとさらに人、人、人。全く動けない状態になっています。下を見ると、まだまだ駅に向かってくる人波が。駅周辺の混乱はその後もしばらく続ききました。

■「飲んでいる以上に汗」

 “日本一暑い街”埼玉県の熊谷市で江戸時代から続く「熊谷うちわ祭」。コロナ禍を経て今年5年ぶりに完全復活しました。

 21日、熊谷の最高気温は37.1℃を記録。2日連続の猛暑日となりました。うちわであおぐ人、首元を冷やす人、暑さ対策は様々です。

見物客
「もう暑いので、とりあえず子どもには首に付けるのとスプレー。こっちもう自分で付けることはできないから、抱っこひもに保冷剤を入れて参加してます」

 それぞれの山車の後ろにも、熱中症対策が取られていました。

参加者
「30分から40分くらいで給水」
「あとは頭を冷やす氷のう」

 こちらは一見山車のように見えますが、回り込んでみると、給水できるようになっています。それでも暑さがこたえたのか、山車を引っ張る人の中には、こんな人もいました。

山車を引く人
「足つった。完全に水分が足りていない」
「飲んでいる以上に汗をかいているかもしれないですね」

■祭り救護所 熱中症搬送が続出

 猛暑に備えて、今年初めて休憩所を開設。さらに救護所も増やし対策を徹底していますが、消防の担当者にも続々と無線が入りました。

無線
「詳細、80歳の女性。気分不快、嘔吐(おうと)」
「78歳の男性。約1時間前からの熱中症の症状。ビール一杯飲酒あり。意識あり」

 さらに、救急隊員が走り出します。露店の前で倒れたという男性をストレッチャーで搬送します。

救急隊員
「痙攣(けいれん)がおきたとかそういう情報はないんだ。そこほしかったな。分かりました」

 周辺にいた人によると、意識ははっきりしていたといいます。

目撃した人
「熱中症で倒れてひざを出血」

 21日、熱中症の疑いで救護所に運ばれたのは4人です。

熊谷総合病院 看護師
長谷川裕美さん
「今年は(祭りが)始まってからの搬送がすごく多いので、先ほどまで4件あった。それはちょっと多いかなと思います」

(「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年7月22日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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