世界初に挑む!この夏にも「訓練なし」で宇宙へ 北海道から気球に乗って宇宙遊覧いよいよ秒読みに

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イチオシ!で毎週水曜日にお伝えしている「イチバン」。今回取材したのは「世界初の気球による宇宙遊覧を目指す道内企業」早ければ夏にも実現するかもしれません!

宇宙に浮かぶ青くて丸い地球。この景色を誰もが見られるようにしようといま道内で開発されているのが気球です。もし飛んだら世界初ですか?
■岩谷技研岩谷圭介代表(37)
「商用運航だと世界初ということになりますね」

やってきたのは札幌のお隣、江別市のJR大麻駅前。こちらの施設で宇宙旅行ができる気球を作っているそうです。
■森唯菜アナ「よろしくお願いします。中広いですね。机が長い!何をしているのですか?」
■岩谷技研制作広報部唐津哲也課長「人を乗せて宇宙に行こう、という気球を作っているところです」「基本的には人の手で作っていますね」
■森アナ「どうしてこんなに机が長いんですか?」
■唐津哲也課長「宇宙を目指しているからですかね。より高いところに上がろうとすると、やはりそれだけ大きな気球が必要になるんですよね」

全長40mを超える巨大なガス気球で目指すのは宇宙の入口高度25キロの成層圏。ヘリウムガスの量を調節して2時間かけて上昇し上空で1時間滞在。その後1時間かけて地上に戻ってくる計画です。搭乗者は特別な訓練を受けなくても、このような宇宙の景色を楽しむことができます。
■唐津哲也課長「1番右側にあるこのシルバーの機体が実際にお客様を乗せて飛ぶキャビンになっています」
森アナは特別にキャビンに乗せてもらうことに。乗り心地はすごくいいですね!
■唐津哲也課長「キャビンの中は与圧といって、空気で満たしていくので、普通に普段着でも乗れる環境のまま上に上がります」「宇宙服も着なくていいように作っています」
■森アナ「(キャビンの素材が)こんなに薄くて大丈夫なんですか?」
■唐津哲也課長「逆にいかに強度を保ちつつ、軽く作っていくかという部分がすごく苦労する。重くなっちゃうと気球では持ち上がらなくなっちゃうので、そのせめぎ合いの部分で今こういう形になっている。実際、非常に強いです」

2人乗りのキャビンは、搭乗者の隣にパイロットが乗り操縦をします。前職は家電の機械設計だった及川明人さん。実は去年10月、及川さんが操縦する気球が飛行機が飛ぶ高さとほぼ同じ高度10キロに到達しました。日本で初めてガス気球による成層圏の飛行に成功したんです。
■岩谷技研研究開発部実験課及川明人課長(35)「車のアクセルとブレーキくらいしか正直なくて、ブレーキを踏んだら高度が下がる。アクセルを踏んだらちょっと上がりますよっていう。これの繰り返しで狙ったところに降りていきます」
■森アナ「どこか全然違うところに飛んでいったりしないのですか?」
■及川明人課長(35)「事前に数値計算はしていて離陸地点から大体この辺に降りたいよねという気象条件があった日にしか飛ばしませんので、そんなに非常にずれるということはありません」

宇宙遊覧の実現に向けて、及川さんたちは早ければ来月にも高度25キロを目標にした訓練を行う予定です。「週末、宇宙に行く?」が実現する世界を目指し、およそ60人の従業員を率いるのは岩谷圭介さんです。もともと宇宙に興味があったという岩谷さん、学生時代は北海道大学でロケットの研究をしていたそうですが一体なぜ気球の開発に乗り出したのでしょうか?
■岩谷圭介代表(37)「ロケットで何か輸送しましょう、人を送りましょう、これがすごく大変だということがよくわかったので、他の方法がないかなって調べたところ、気球が意外と高くまで上がるということを知ったので、それでどんな景色が見えるんだろうということでやったんですよ」

早ければ7月にも実現する世界初気球による宇宙遊覧の商業運航。4時間の旅で値段は1人2400万円、すでに5人の搭乗が決まっています。
■岩谷圭介代表「宇宙旅行は1回100億円とかだったんですよ。それが一応買える金額帯までになった。初めの年は5人と決めていたが、はるかに超える申し込みがあって選考という形を取らせてもらった」
■森アナ「価格はだんだん下がる?」
■岩谷圭介代表「将来は今の貨幣価値で300万円くらい。300万円より下まではいけるようになるんじゃないかなと思っています」
■森アナ「私も行けるかもしれない!」

実は気球で宇宙を目指す企業は日本以外にもあります。アメリカ・フロリダのスペース・パースペクティブ社は、9人乗りの気球型宇宙船で高度30キロの成層圏に行くツアーを今年の後半に始める計画です。すでに世界で1000人以上が申し込んでいて、日本では大手旅行会社のHISが2026年以降のフライトを1人12万5000ドル(約1875万円 注;1ドル150円換算)で販売しています。あなたも憧れの宇宙に行ける時代がすぐそこまで迫っています。

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