「全体の4割が夜間に熱中症」危険な暑さ 全国で6人が熱中症で死亡 日中だけではない夜のリスクをどう防ぐ?【news23】|TBS NEWS DIG

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18日は全国163地点で猛暑日、17日に続いて危険な暑さとなりました。愛知や群馬などでは、17日から18日にかけ熱中症で6人が死亡。熱中症からどう身を守るのか?リスクは日中だけでなく、夜間にも潜んでいます。

■連日、夜まで続く危険な暑さ 

夜になっても気温が下がらず、うだるような暑さが続いている東京。

喜入友浩キャスター
「東京・三軒茶屋駅前です。午後8時ですっかり日は暮れていますが、手元の温度計は30℃を超えています」

サーモカメラで見ると、路面などは熱を帯びたままだということがわかります。

ーー夜の暑さはどうですか?
「暑くて暑くて」
「夜は冷房と扇風機を両方つけて、なるべく涼しく過ごしています」

7月18日は、全国の163地点で猛暑日になるなど厳しい暑さが続きました。

最も気温が上がったのは三重県桑名市で、39℃を観測。

東京都心でも最高気温が37.5℃となり、3日連続の猛暑日となりました。

30代 会社員
「朝起きた時点で暑かったので、正直会社に行くのも辛い」

この暑さの影響で、都内では熱中症と見られる患者が相次ぎ、156人が救急搬送されました。

■熱中症で死者相次ぐ

7月18日夕方、看護師が訪れたのは85歳の女性の自宅。

こちらの訪問看護ステーションでは、熱中症への注意を呼びかけるため、ボランティアで見守り訪問を続けていますが…

訪問看護師「ちょっとエアコンつけるね。ついてなかったから」

窓を閉め、エアコンもついていない部屋で長時間、過ごしていた女性。体温をはかると…

訪問看護師「37度8分あるよ」

看護師は急いで、水分補給を促します。

訪問看護師「お水飲んでる?飲んでないんじゃない?ちょっと飲もうか」

症状からみて“熱中症”の疑いがあるといいますが、発熱には別の原因がある可能性も捨てきれず、 今回の訪問看護では解熱剤で様子を見ることになりました。

訪問看護ステーションブロッサム 西村直之 社長
「毎回の訪問で、水分・室温・エアコンの有無について確認している。場合によっては、命に直結する熱中症・脱水になりますので、強く訴えているというところです」

医療関係者も懸念する“命を脅かす暑さ”。
7月17日から18日にかけて、全国で6人が熱中症とみられる症状で亡くなったことがわかりました。

熊本県宇土市では、18日朝、59歳の女性が自宅から意識のない状態で運ばれ、その後、死亡したということです。

また、愛知県稲沢市の60代の男性は、17日午前7時すぎに、室内で倒れているのを発見されたのだといいます。

■“夜間熱中症” 対策は

寝ている間に熱中症になったのでしょうか?

医師は、日中だけでなく夜間も熱中症のリスクが高いと警鐘を鳴らします。

ファストドクター 上柳圭一 医師
「日中の屋外活動などのダメージが、夜間に遅れて出てきて発症してしまうパターン。もう一つは、熱帯夜など、そもそも暑くて発症してしまうという2つのパターンがあります。全体の4割くらいが、夜間に熱中症の症状が発症している方になります」

連日、夜の時間帯に熱中症の疑いがある患者から、往診の依頼が来ているといいます。

ファストドクター 上柳医師
「2022年に比べて1.5倍ぐらい。多くなってくるのが例年に比べると早いという印象はある」

1人暮らしをしている60代の男性。頭痛やふらつきの症状があるといいます。

男性「(昨日の夜)皮膚の表面が全部熱くなってきて、ずっと一晩中続いた。一睡もできない。きょう起きたら具合が悪い」
医師「夜も涼しくはされていました?」
男性「ずっと家は(エアコン)24時間つけています」
医師「結構、外で活動されていますか?」
男性「いや、全然」

1日中エアコンをつけたままで、ほとんど外出をしていないのにも関わらず、熱中症の症状が出ていました。

男性「(水など飲んでいた?)持病があるから、水分をあんまり取ると下痢になっちゃうから、水を控えていたら熱中症になっちゃった」

長時間にわたり、適切な量の水分を摂取できていなかったため、点滴処置を行いました。

中には熱中症だと気づかずに連絡をしてくる人もいるといいます。

熱中症と診断された4歳の男の子の母親は…

母親「ご飯を食べ終わってから頭が痛いと言い出して、それから少し暑いなとなって、その後ずっと頭が痛いと。熱中症の判断が全然できない。風邪とかだったら気づきやすいんですけど」

上柳医師によると、『夜間に自宅で熱中症になる』ことを想定していない人が多いのも要因のひとつだと話します。

ファストドクター 上柳医師
「夜間の熱中症の怖いところは、症状に気づきにくい。寝ている間に(症状が)進行してしまって、気づいた時には重い症状が出ている方もいる。寝る30分くらい前に、水分補給をしたり、朝起きた時にすぐに摂取できるように、枕元に水分・塩飴などを用意いただくのがいい。何より夜間の空調の使用は継続していただくことが大事」

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