楽しみを増やすことでうつ病は良くなりますか?

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00:00 OP
02:41 治療とは
08:46 応用編
14:42 楽しみを増やすことで良くするのは難しい
18:27 本日の宿題

本日は、楽しみを増やすことでうつ病は良くなりますか?というテーマでお話しします。

楽しみですね。
うつ病を良くするにはどうしたらいいですか、楽しみを増やすにはどうしたらいいですか、ストレス解消法はどんなことやってますか、とよく聞かれるし、それが治療法だと思っている人は結構多いんです。
例えば僕はお酒を5年前にやめて断酒しているんですけど、楽しみがなくてどうやって他に楽しみを見つけたんですか、とよく聞かれます。
結論ですが、ないです。

別にお酒に変わる楽しみはもちろんなくて、お酒以上に楽しいことはなかなかないんです。
脳内麻薬を出してますからね、お酒って。
それ以上に脳内麻薬を出すことはなくて、それで酒を我慢してるという感じです。
ずーっと我慢している。
だから飲んでいる人を見ると羨ましいなとは思います。

ただ、やはり健康の問題、僕は無茶な飲み方をしてしまうので、もう止めざるを得ないんだろうなと思っているんですけど。
コントロールできないので。
でもそんな感じなんです。
それが僕の話です。

そもそも精神医学は楽しみを提供することはあまりないんです、患者さんに。
楽しみを推奨することも特にないんです。
淡々と仕方がないというか、そういう穏やかな心で淡々と過ごしていきましょうというのが精神医学なんですけど。
それは何でですか?という話ですよね。
そういう話を今日はします。

楽しみを増やすことでうつ病は良くなりますか?ということなんですけど、結論、そうかもしれないけど、医師らは治療に組み込むことができてないという感じです。
組み込めないというか、まだよくわからないんです。
楽しみというものをどうやって僕らは治療に応用したらいいのかというのが医学的にまだよくわかってないというのがあって、積極的に行ってないというのがあります。

◼︎治療とは

まず治療とは何かというと、薬物療法、カウンセリング、福祉導入(環境調整)、この3本柱でやるんです。

人間の心とは何かというと、タンパク質でできた脳という物体に、文化、経験、学習、今まで見聞きしたそのデータがぶち込まれてる状態なんです。
記憶がぶち込まれてる。
それで心は出来上がっていて、そして環境、今受けている、現在進行形で置かれている環境、外刺激によって、この3つの柱によって心とは浮かび上がっていく現象なんです。

どちらかというと、心はあるんじゃなくて、ある何か塊みたいなものがあるんじゃなくて、波のような現象なんです。
磁場のような現象でしかなくて、止まったらなくなってしまうんです。
その証拠に死後、脳みその形がそのまま保存されても、心が浮かび上がってこないじゃないですか。
それはなぜかというと、そういう現象だからなんですけど。

こういう3つの要素の掛け合わせで心が浮かび上がってくるし、逆にその3つの要素に対して個別にアプローチしていくというのが精神科の治療です。

例えば脳というタンパク質ハードウェアの問題があるのであれば、そこに対して薬物的な対応をしていくことで良くなっていく。
過去の記憶や考え方に問題がある、知識が足りない、論理的に考える力が弱い、常識を間違って誤解して理解してる、その場合はカウンセリング+αの技法によって学習し直す、学習し直すことで認知の歪みを取る、心の理解度、解像度を高めていくことで、心や社会の解像度を高めていく、自分や他者の解像度を高めていくことで問題対処しやすくなる。
それがカウンセリングです、学習なので。
あとは福祉導入です。
周りの人に助けてもらうことで、今の問題を解決していくことがあります。

例えば、コメント欄でよくあるのは、いや、うつ病なんて金をみんなに配ったら良くなるんだ、税金を0にしちゃえば良くなるんだ、そういう極論を言う人がいるんですけど、まあ半分正解と言えば半分正解なんです。
究極の環境調整ですよね、お金持ちにするというのは。
できるのだったら、それはやりたいんですけど。
できないんですけど。
究極の薬があればいいというか、依存症にならないようなアルコールがあればいいんだ、人道的なロボトミーがあればいいんだ、と言ってるのと一緒で、みんなに1億円配れば良くなるんだというのも、こっちの極論かなという気がします。

でも現実的にはこの3本柱をうまく組み合わせてやっていくということになります。

楽しみを増やすことというのは何かというと、まあここら辺の領域、カウンセリングが中心なのかなと思います。
自分の力で乗り越えるということなので、カウンセリングの一種と考える方がいいかなと思います。

カウンセリングとはそもそも何でやるのかというと、精神科の病気というのは今抱えている問題があって、その結果ストレスが溜まって病気が出てるということなんです。
例えば家庭の問題がある、職場の問題がある、離婚の危機だ、パワハラになってる、残業が多すぎる、そういう問題があってストレスが溜まってこうなってる、と。
薬で良くなって、休養で良くした後に、元の問題にアプローチしなければいけない。

例えば夫婦の問題があるんだったら、コミュニケーションスキルを高める、話し合いの場を設ける、話し合っていく、相手を許す心を覚えていく、パワハラにあっているなら法的な措置を取る、残業が多すぎるのであれば自分の働き方を見直す、職場の人と調整して業務量を調整する、みんながやめろと言ってるのをやってしまうんだったら自分が諦める、出世を諦める、自分の限界を知る、過度の期待をしないということを受け入れていく、そういうことなんですけど。
そういうことをすることによって結果的にこっちの問題が良くなるからうつも良くなるということになるんです。

だから、そこの心のケアというか、考え方を変えていくというか、人間的なスキルを高めていくというのがカウンセリングの目的なんですけど。
そのためには今どういうことが起きてるのかと理解する、自分の身体や心をサイエンスなものから人文的なもの、集団心理のことも含めて理解していく必要があるし、それに見合った解決策を取らなければいけない。

自分の感情や、こうしたい、こういう欲望があるから、この欲望を叶えたいからやるんじゃなくて、今の現状を受け入れて、あるがままの形を受け入れて、その中でやれる範囲で一番合理的な行動をとらざるを得ないんです。
それをやっていくということなんですけど、それを決断してやるという、ただそれだけなんですけど。
そういうのを身につけるのがカウンセリングです。
やり方としては、認知行動療法や精神分析、弁証法的行動療法など色々な流派があるんですけど、やることは基本一緒です。

だから精神科の治療というのは楽しみを増やすことじゃないんです。
どちらかというと、最初は感情やトラウマに支配されている状態から、何かに支配されてる状態から、常識に支配されたり、べき思考に支配されてる状態からあるがままを受け入れて、感情やトラウマに支配されない状態に持っていくというのが精神科の治療なんです。
だから仕方がないと思ってやりましょう、淡々とやってきましょうよ、とよく言っています。
これが治療なんですね、ここまでが。
これがまあ普通のやり方なんです。

◼︎応用編

じゃあ応用編です。
そうは言ってもさ、ということです。
楽しみって必要じゃないですか?
益田もじゃあ淡々とやって楽しくないのに生きてるんですか?
と言われそうですけど、そんなことはなくて、家族がいたり楽しみはあるんですけど、あくまで楽しみというのは、何か狙って出すというよりは上振れの範囲というイメージなんです。

楽しみを増やすことで治療しようというのは、全く今までアイデアがなくて実験や行動を試したことないのかというと、もちろんそんなことはなくて色々あります。

例えば音楽療法というのがあるんです。
音楽を聴くことは楽しいじゃないですか。
元気ももらえますよね。

先日、僕、サンボマスター聴いてたんですよ。
サンボマスターを聴いてたら、すごい励ましてくれるんですね、サンボマスターの曲って。
あのロックのアップビートな感じで、だんだんテンションを高めていって。
アップテンポだから、心臓の動きも速くなって、呼吸も浅くなっていって、脳をちょっと興奮状態させる。
そういう時に頑張れるんだ、お前たちは大丈夫なんだと励ましてくれる、辛いことあるけど、俺も一緒だぜみたいな感じのことを言ってくれると脳内が興奮してきて、アーッみたいな高揚感が出て、感動したり気持ち良くなる、と。

確かにこれを利用したら治療ってうまくいきそうですよね。
まあわかります。

★動画の文字起こしはこちらのnoteに【全文掲載】されています。
https://note.com/wasemenblog
(文字起こし自体がない動画もあります)

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