知の回廊 第89回「 『百人一首』を味読する」

Описание к видео 知の回廊 第89回「 『百人一首』を味読する」

監修:吉野 朋美 准教授(文学部)

 鎌倉時代、歌人である藤原定家が、京都の小倉山の山荘で選んだという『小倉百人一首』。
 奈良時代から鎌倉時代までの、百人の歌人の優れた和歌を、代々の勅撰和歌集から一首ずつ選び、ほぼ年代順に並べた秀歌撰で、山荘の襖に飾る色紙としてしたためたものが原型とされ、恋や四季の風情を、優雅に、洗練された調子で詠んだ歌が、多く集められています。
 室町時代から、歌道の入門書として一般に知られるようになり、江戸時代以降は絵の入った歌かるたとして、一般教養書や遊びのひとつとしても庶民に普及し、現在でも、日本人には大変なじみ深い和歌集として、広く愛されています。
 今回は、「『百人一首』を味読する」と題して、歌人、藤原定家ゆかりの地、京都を歩きながら、小倉百人一首ができるまでの時代的背景、そして歌のいくつかを、深く味わいながら紹介します。

2012年度制作

Комментарии

Информация по комментариям в разработке