【ITパスポート】 #20 エンジニアリングシステム(ストラテジ分野)

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この動画では、エンジニアリングシステムについて解説します。

▼目次
0:00 自己紹介
0:12 エンジニアリングシステム
0:28 CAD
0:57 CAM
2:43 ジャストインタイム生産方式
3:23 かんばん方式
4:32 リーン生産方式
5:13 セル生産方式
5:42 見込み生産方式
6:14 受注生産方式
6:34 クラフト生産方式
6:47 試験ではこう出る!(まとめ)
7:15 令和3年春期 問35 過去問題

▼内容
今回の動画では、「エンジニアリングシステム」について解説するよ。
エンジニアリングシステムとは、品質の高い製品を効率よく作るために、製造の現場で使われるシステムだ。
最初に、エンジニアリングシステムのうち試験によく出題される「CAD」と「CAM」を紹介しよう。

CAD
CADとは、製品の設計をコンピュータで行うシステム。
CADは「Computer Aided Design」の略で、日本語では「コンピュータ支援設計」。設計を助けるシステムだ。
手書きの設計図だと、線の位置を少し修正するだけでも手間がかかる。CADを使ったデジタルデータの設計図なら、修正がすぐにできるし、データのコピーや共有も簡単だ。

CAM
CAMとは、CADで作成された設計図面のデータを元にして、工作機械を操作するためのプログラムを作成するシステム。
工作機械とは、金属や樹脂などさまざまな材料を加工する機械だ。材料が設計図に描かれた形になるよう、削ったり穴を開けたり、折り曲げたりする。
CAMは、工作機械を動かすためのプログラムを作るシステムなんだ。
CAMは「Computer Aided Manufacturing」の略で、日本語では「コンピュータ支援製造」という。

製造の現場では、生産を効率化する方法として、CADやCAMなどのシステムを使うとともに、生産の進め方にも工夫をしている。
そこで、生産の手法の1つである「コンカレントエンジニアリング」について確認しよう。

コンカレントエンジニアリング
コンカレントエンジニアリングとは、製品の開発プロセスを同時並行で行う手法。
従来の生産工程では、それぞれの工程が完了してから、次の工程を開始していた。
コンカレントエンジニアリングでは、例えば、設計の工程の途中から試作をはじめ、さらに試作の工程の途中で生産準備をはじめるというように、工程を同時並行で進める。
同時並行で進めることで、コンカレントエンジニアリングは従来の生産工程よりも、開発期間を短縮することができるんだ。

ここで、さまざまな生産方式について見ていこう。
まずは、試験で最もよく出題される「ジャストインタイム生産方式」について解説するよ。

ジャストインタイム生産方式
ジャストインタイム生産方式とは、必要な物を、必要なときに、必要な量だけ生産する生産方式。
「Just In Time」の頭文字をとって、「JIT」とも呼ばれる。
ジャストインタイム生産方式では、部品や完成品を必要な分だけ生産するため、効率的に生産でき、在庫を管理する手間や費用も減らせるんだ。
ジャストインタイム生産方式では、後工程からの指示で前工程が部品を作る。
その際、情報の受け渡しに利用されるのが「かんばん方式」だ。

かんばん方式
かんばん方式とは、生産の後工程と前工程の間で、「かんばん」を使って情報の受け渡しをする方式。
かんばん方式は、ジャストインタイム生産方式を実現するために、自動車メーカーのトヨタが考えた独自の仕組みだ。
かんばんには、部品の名前や数量などが書かれていて、次のような仕組みで情報のやりとりをする。
➀ 後工程の工場は、部品箱にある部品を使いはじめるときに、部品箱に付いている「かんばん」を前工程の工場に送る。このとき「かんばん」は、発注書の役割になる。
② 前工程の工場は、届いた「かんばん」に書かれている数だけ、部品を作る。
③ 前工程の工場は、作った部品と「かんばん」を一緒に、後工程の工場に送る。このとき「かんばん」は、納品書の役割になる。
最近では、紙のかんばんの代わりにQRコードや小型の電子装置を使うことで、かんばんを管理しやすくしているよ。
ジャストインタイム生産方式に関連する「リーン生産方式」についても確認しておこう。

リーン生産方式
リーン生産方式とは、ジャストインタイム生産方式を取り入れた、ムダのない生産方式。
「リーン」とは「贅肉がない」という意味。
例えば、在庫が多すぎるムダ、不良品を作ってしまうムダ、人が必要のない動きをするムダなど、さまざまなムダを「贅肉」だと捉えて、ダイエットで贅肉を落とすように、生産からムダをなくそうとするのがリーン生産方式だ。
そのため、リーン生産方式では、ジャストインタイム生産方式が大きな柱となっているんだ。
ここからは、その他の生産方式を紹介するよ。

セル生産方式
セル生産方式とは、1人または数人の作業員が、生産の全工程を担当する生産方式。
セルには「小さな部屋」という意味がある。作業員の周りを囲むように作業台や部品が並んで、小さな部屋のようになっているんだ。
セルごとに異なる製品を作ることができるため、多品種で少量の生産に適した方式だ。

見込み生産方式
見込み生産方式とは、需要予測に基づいて販売計画を立て、計画した見込み数量を生産する方式。
見込み生産方式ではあらかじめ製品を作っておくため、顧客が欲しいと思ったときすぐに手元に届けられるのがメリットだ。一方、実際の需要が予測より少ない場合、在庫を抱えてしまうリスクがある。
見込み生産方式とは対照的なのが、受注生産方式だ。

受注生産方式
受注生産方式とは、顧客の注文を受けてから製品を生産する方式。
受注生産方式では需要に合わせて製品を作るため、在庫リスクは少ないが、顧客の手元に届くまでに時間がかかるのがデメリットだ。

クラフト生産方式
クラフト生産方式とは、熟練した工員が手作業で製品を組み立てる生産方式。
工芸品や高級時計などが、クラフト生産方式で作られている。

試験ではこう出る!
・コンカレントエンジニアリングとは、製品の開発プロセスを同時並行で行う手法。
・ジャストインタイム生産方式とは、必要な物を、必要なときに、必要な量だけ生産する生産方式。
・かんばん方式とは、生産の後工程と前工程の間で、「かんばん」を使って情報の受け渡しをする方式。

過去問題
ある製造業では、後工程から前工程への生産指示や、前工程から後工程への部品を引き渡す際の納品書として、部品の品番などを記録した電子式タグを用いる生産方式を採用している。サプライチェーンや内製におけるジャストインタイム生産方式の一つであるこのような生産方式として、最も適切なものはどれか。

ア.かんばん方式
イ.クラフト生産方式
ウ.セル生産方式
エ.見込み生産方式

正解は、ア。
ジャストインタイム生産方式とは、必要なものを、必要な時に、必要な量だけ生産する方式だったね。
ジャストインタイム生産方式を実現するために、「かんばん」を使って情報の受け渡しをするのは、かんばん方式だ。
この問題では、「電子式タグ」をかんばんとして使っている。

イの「クラフト生産方式」とは、熟練した工員が手作業で製品を組み立てる生産方式。
ウの「セル生産方式」とは、1人または数人の作業員が、生産の全工程を担当する生産方式。
エの「見込み生産方式」とは、需要予測に基づいて販売計画を立て、計画した見込み数量を生産する方式だったね。

以上が「エンジニアリングシステム」の解説だよ。お疲れ様でした!

▼著者紹介 
・高橋 京介
・米サンノゼ州立大学卒業
・元メルカリiOSエンジニア
・Udemy:https://link.it-pass.jp/udemy
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・著書
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