健康寿命を延ばすお口の体操を５つまとめて一挙公開〜フルバージョン〜

今回の動画は義父が誤嚥のため最後に口から食べることができないまま亡くなったことがきっかけで作りました。

この動画が、ご家族が元気で過ごすためのお役に立てれば嬉しいです。

▼チャプターリスト（目次）
0:00 オープニング
1:59 あいうべ体操　いーうーバージョン
4:00 あいうべ体操　きらきら星バージョン
7:08 パタカラ体操
8:32 唾液腺マッサージ
10:24 嚥下おでこ体操

皆さんやご家族に、こんな事はありませんか？
・むせることが増えた
・お口の乾きが気になる
・堅いものが食べにくくなった
・発音がはっきりしない

このようなお口の周りの機能の衰えを放置していると、悪循環に陥り
からだ全体の衰えにつながります。

今回はお家でもできる、お口の機能改善のための体操をご紹介します。
ぜひ、親子3世代一緒にやってみて下さい。

①あいうべ体操
できるだけおおげさに
あ〜　い〜　う〜　べ〜
とお口を動かしましょう。
１日30セットを目標にします。

顎に痛みがある方は無理せず
い〜　う〜　だけにしましょう。

②パタカラ体操
「パ」
唇をしっかり閉じてから破裂させるように5回発音します。
→口を閉じる力を強くします。

「タ」
ベロの先を上顎にしっかりくっつけ歯切れよく5回発音します。
→ベロで押しつぶす力を強くします。

「カ」
のどの奥に力を入れて、のどをしめて5回発音します。
→飲み込む力を強くします。

「ラ」
ベロをまるめてベロの先を上の前歯の裏につけて5回発音します。
→食べ物をまとめる力を強くします。

最後に、パタカラと続けて５回発音します。

③唾液腺マッサージ
・耳下腺マッサージ
数本の指を耳の前にあてて、指全体で10回ほどくるくる優しくマッサージします。

・顎下腺マッサージ
左右の親指を顎の骨の内側に入れてゆっくり押す。骨に沿って前方へゆっくり押しながらマッサージします。

・舌下腺マッサージ
両手の親指を揃えて顎の裏の前方をゆっくり１０回ほど押します。

④嚥下おでこ体操
手のひらのつけ根あたりをおでこに当てます。
おへそをのぞき込むようにして、手のひらとおでこを押し合うようにして5秒キープします。
1セット5〜10回　１日3セット行いましょう。

かたい食べ物を食べる機会が減ったり
おしゃべりの機会が減ったりして
お口の機能が下がることは、年配の方に限ったことではありません。

お子さんも、親御さん世代も、ご高齢の方も、ご家族みなさんでお口を動かして元気に過ごしていきましょう。

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【横道由記子 プロフィール】
岡山大学歯学部を卒業後、岡山市内で父親の歯科医院に勤務しながら二児の母親として読者2000人のメルマガ「歯科医師ママのむし歯予防」を６年間発行。
2013年に「お口の健康を通して人の幸せに貢献する」という理念のもと
和気歯科医院の二代目院長となる。
2014年より、歯科医院の枠をこえて、人の幸せに貢献したい想いからリス企画ビジョンを立ち上げ、健康教室やイベントを開催している。