【困ったときに誰も助けてくれなくなる】“都市部”でも相次ぐ路線バス廃止 “地域の足”どう守る

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女性(73)「なくなったら大変や」「どこも行かれへん」
男性(81)「そのうちこういうことが起こるんじゃないかなと」
11月20日に廃止を決めた、「金剛バス」。
大阪府の富田林市や河南町など4つの市町村を中心に
走る路線バスで、1日におよそ2600人(平均)が利用しています。一部の地域では、  
唯一の公共交通機関がなくなってしまう事態に。

「乗務員の人材不足が原因」「限界です正直言いまして」

原因は人手不足。
数年前までおよそ30人の運転手が勤めていたものの、
去年秋ごろから退職者が相次ぎ、今は17人に減少。
他社から3人の派遣を受け運行しているということです。

「バスは地域住民の皆様にとって通勤通学など生活に欠かせない大切なライフライン
 できる限りのバス路線を確保できるよう引き続き粘り強く検討していきたい」

廃止後は、他のバス会社と、沿線のそれぞれの自治体が
代わりにバスを運行し、ほとんどの路線は
維持されます。しかし減便や運行時間の縮小は避けられません。

 「100%まで至っていないのは事実だが 現時点では精一杯の形かなと考えています。
  金剛自動車さんがゼロになったのを少しでもなんとかリカバリーする」
太子町住人(79)
「(夜)8時くらいに絶対帰ってこないと何も無くなってしまう」
「他に行くところないし困ります」
河南町住人(74) 河南町住人(69)
「河南町だけの問題ではない全国で波及していく問題」

「関西一円どこのニュータウンでもありうる。金剛バスのようなことになったら遅すぎます」 

バスの統廃合の問題は、大阪だけではありません。
奈良県・生駒市。11万7000人あまりが暮らすベッドタウンです。
列車は走っているものの、山がちな地形のため坂も多く、
多くの地域を路線バスがカバーしています。
そんな、路線バスが必要不可欠な生駒市でも、再編案が・・・。
去年3月、路線バスを運行する奈良交通が、主に生駒市内を走る5つの路線について
「利用者が少なく、採算性が低いことから、現状の運行を継続することは困難」と、
市に協議をもちかけました。
乗客の少ないバス停を一つ廃止。
一部をコミュニティバスに置き換え、さらに便数を減らすという再編案が検討されるように
なったのです。

「全国的には昭和43年がピーク。奈良県はピークが22年遅くて平成2年がピーク。9000万   
 人が利用していたが令和元年には5000万人。ピークの55%に減少していた このような
 背景の中でコロナウイルスの感染があった。何とか維持に向けた協議をしていただきたい
 (と協議を申し入れた)」

乗客が減っていたところに、新型コロナの感染拡大で、一気に収益が悪化してしまったのです。
沿線住民はー

「路線の再編聞いたときは?びっくりしました」
 なんとか存続できるようにお願いしている。無くなったら大変なんで
 ちょっとでも利用できたらいいなと」
「すぐに自分たちに関係することはないですけど長い先を見ると
 いろいろ考えることが必要かなと」

大切な移動手段を守るため生駒市と奈良交通、そして住民の間で協議が続いています。
住民同士バスを利用するよう呼びかけたり、運賃を一律100円にするイベントを
開催したりして、一部の路線では乗客の数が回復。
生駒市は、「月に1回でもバスで病院や買い物に行くだけで
赤字路線が十分黒字に転換できる」と呼びかけています。

「非常に厳しい経営環境があるわけですけど 人口が減少したりコロナだったり
 運転手不足とその中でもなんとか維持していく方向で議論が進んでいる
「公共交通を維持するのは全市的な課題」
「交通が便利なことが都市部では不可欠、困ったときに誰も助けてくれなくなる」

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