地域を守り続けて12年… 「香川県民の警察官」村尾真二警部補【香川】 (22/12/13

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特集は、長年地域の安全に貢献した警察官に贈られる「香川県民の警察官」です。2022年選ばれたのは、さぬき警察署鴨庄駐在所の村尾真二警部補(58)。地域を守り続けて12年、気さくな人柄で住民に寄り添います。

「おはようございます」

午前7時15分、村尾警部補の1日は、車通りの多い交差点での見守り活動から始まります。子供たちが歩く小学校前の道路は、7時から8時の間、車の通行は禁止されています。それでも、標識を見落としてしまう車は後を絶ちません。

(取り締まりの様子)
「おはようございます。朝早くすみません。ここ通るの初めてですか?」「初めてです」「7~8時は通行禁止なんですよ。免許証拝見できますか」

さぬき市の北部、人口約3600人の鴨庄地区を管轄するさぬき警察署鴨庄駐在所。地域の安全を一手に担うのが、2022年の香川県民の警察官、村尾真二警部補です。

(子供たちがやってくる様子)
駐在所にやって来たのは朝、登校を見守った子供たち。社会科見学の一環で地域の大人たちの仕事を知ろうと、村尾警部補のもとを訪れました。

(村尾真二警部補)
「はい、警棒!」

おまわりさんの制服や持ち物に、子供たちは興味津々です。

(村尾真二警部補)
「これは防護衣といって、刀とか、刃物では切れないようになっている」
(児童に着せる)
「重いよー」
「いつもおまわりさんは、これ着てますよ」
(児童は…)
「おまわりさんの服はすごく重いんだなと思った」
(村尾真二警部補)
「ドキッとするような質問もありましたけど、警察の仕事を分かってもらえて。子供も数が多くないので、顔見知りになったりして、交流を深めている」

高校卒業後の1983年に香川県警に採用された村尾警部補。警察官を目指したきっかけは、高校時代のつらい記憶にありました。

(村尾真二警部補)
「高校2年の時、大親友がバイク事故で亡くなってしまった。非常にショックで。交通安全、事故を1つでもなくしたい気持ちで警察官を目指した」

交通部門で事故処理などを約20年担当したのち、仕事で学んだ事故防止や犯罪抑止の知識を地域住民に直接伝えたいと、駐在所のおまわりさんになりました。

(村尾真二警部補)
「事故を起こした人たちを主に相手してきたが、交通事故を起こさない。1人でも被害に遭わないことを念頭に地域の人たちに話をしている」

村尾警部補の駐在所生活を支えるのが妻・誉代さんです。

(村尾警部補の妻・誉代さん)
「(Q: 地域について)皆さんに野菜とか魚をもらうこともあって、気軽に声をかけてもらって助かっている。田舎暮らしを楽しんでいる」

子供たちの見学が終わった午後、村尾警部補はチラシを片手に郵便局へ向かいました。

(注意を呼びかけ)
「不審な電話とか、電話でお金の話はもう詐欺やということで、ご家族や皆さんに言ってもらって、お伝えください!」

地域には顔見知りの住民も多く、世間話に花を咲かせながら、特殊詐欺やSNSのトラブルなど、住民が巻き込まれやすい犯罪に注意を呼びかけます。地域の安全を守る最も効果的な方法として、住民との毎日のコミュニケーションを村尾警部補は大切にしています。

(住民は…)
「常日頃から、地域の子供たちのことも見守ってくれる。安心しています」

(家のドアを開ける)
「よろしくお願いします」

■休日には、駐在所から高松市の自宅へ
■3人の孫とのふれあいが何よりの息抜き

(村尾真二警部補)
「子供たちの顔を見て、楽しく過ごしている。孫の成長を見守って、リフレッシュして、また鴨庄へ帰ります」
(高齢者宅へ)
「こんにちは、お世話になります。駐在所です。どうですか最近は」

地域を守り続けて12年。大きな事件や事故を未然に防ぐ駐在さんとしての責任重大な役割を、村尾警部補は住民との対話の中でひしひしと感じています。

(村尾真二警部補)
「漁村もあるし、農村もある。昔からの家も新興住宅街もある。独居老人、高齢世帯もそれぞれ、皆さんに合った対応をしている」

子供から大人まで1人1人に丁寧に寄り添うさぬき警察署鴨庄駐在所、村尾真二警部補。細かなところにも目を光らせ、これからもこのまちの安全を守っていきます。

(村尾真二警部補)
「鴨庄に12年いて、ここは第2の故郷。今後もこの地で、あと数年になるが、地域の皆さんと一緒に安全・安心のためにまい進していこうと思う」

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